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近田春夫ちかだはるお
ミュージシャン、作曲家、音楽プロデューサー

レッツゴーヤング シンデレラ・サマー(1981)
出演

インタビュー

 

 『レッツゴーヤング』という番組の中のショーコーナーで、選曲も振付もすべて受け身でした(笑)。テレビの仕事も作詞作曲の仕事も「こういうものをやってほしい」と言われたものを引き受ける。そんなスタンスだったんです。

人物録_近田春夫さん_レッツゴーヤング_1
司会者に紹介される近田春夫さん

 

 音楽プロデューサーという肩書きがまだ目新しい時代でしたからね。僕がプロデュースしたジューシィ・フルーツというバンドの「ジェニーはご機嫌ななめ」がヒットしたことから、新しい職業の人みたいな形で少し注目されるようになった。そこでNHKをはじめ民放局などからも声をかけていただくようになりました。裏方の人間にしてはいろいろ器用にこなせたので(笑)、便利だということで使ってくださったんだと思います。 

人物録_近田春夫さん_レッツゴーヤング_2
「ジェニーはご機嫌ななめ」を歌う近田さん

 

 当時の僕ぐらいの年齢だと中堅どころ。こういう番組にアイドルっぽく出演することはなかったですよね。他の出演者とは相当年が離れていましたから。最近はアイドルの年齢層も高くなっているので気にすることはないと思うのですが、当時のアイドルは本当に若かった。自分でも老けてるなという気持ちがなかったわけでもないんです。 

 

 ところが、いざアイドルの皆さんと共演してみると、誰もがプロフェッショナルとしての意識を持っているし、歌も上手なんです。ここで自分より若い人間たちに負けてはいけない。常にそんな気持ちで臨んでいました。 

人物録_近田春夫さん_レッツゴーヤング_3
「シンデレラ」を披露する近田さん

 

 このときの踊りやかけ合いなどは、何から何まですべてリハーサルで教えていただいたとおりにやっています。今、同じことをしようと思ってもこんなにはできない、絶対に無理です。アイドルたちより年上とはいえ、やはり僕も若かったんですね(笑)。 

近田春夫ちかだはるお
ミュージシャン、作曲家、音楽プロデューサー

1951年生まれ、東京都出身。3歳からピアノを始め、慶應義塾大学在学中には内田裕也のバックバンドでキーボード奏者として活動。72 年に近田春夫&ハルヲフォンを結成すると、79年にソロ・アルバムをリリース。このほかにもバンドを結成するなど、精力的に音楽活動を行う。その一方、雑誌でコラムを掲載するなど、幅広い分野で多彩な才能を発揮。NHKでは、『素晴らしき音楽仲間直訳・意訳・超訳…訳詞の魔術』『ソリトン世界テクノ現象〜21世紀ビート〜』『レッツゴーヤング シンデレラ・サマー』『レッツゴー MANZAI!』などに出演。

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