神奈川県立こども医療センター、機器導入へCF実施 投薬の安全・省力化へ
社会 | 神奈川新聞 | 2026年4月14日(火) 13:10
県立こども医療センター(横浜市南区)は、小児集中治療室(PICU)に医療機器「スマートポンプ」を導入するため、クラウドファンディング(CF)を実施している。投薬の安全面や省力化に寄与する機器で、同病院にとって初のCFとなる。担当者は「治療だけでなく、不安や孤独を抱える子どもや家族の心にもより寄り添いたい」と協力を呼びかける。
スマートポンプを活用すると、電子カルテの内容が自動で「輸液ポンプ」に反映され、薬が指示通りに注入される。岩佐美可副看護局長は「PICUではおおむね0歳から3歳児が多く、0・1ミリリットル単位の点滴量の調整が必要。導入できれば神経を使うポンプの管理の負担が大幅に減り、患者や家族、スタッフとのコミュニケーションの時間も増える」と話す。
リアルタイムで薬剤名や投与量が記録されるため、看護師が1時間ごとに実施する膨大な計算や入力作業も必要なくなるという。