面倒な先輩は放っておくと仕事まで荒れやすい
面倒な先輩は、放っておけばそのうち落ち着くとは限りません。むしろ放っておくほど、自分の仕事まで荒らされてしまいます。 理由は単純で、時間が経っても、本人より先に流れが固まりやすいから。ただ「この人なら文句を言わずに押し付けられる」という流れができて、しわ寄せがそのまま残ってしまうだけなんです。
最初は本当に些細なことです。急ぎでもない確認を回されたり、自分でやれば済む連絡を振られたり。 一つひとつは小さくても、それを受け入れ続けてしまうと、仕事の流れは静かに崩れ始めます。 「そのうち異動するかも」「時間で薄まるかも」と待っているだけでは、自分の持ち分が先にボロボロになってしまいます。
面倒な先輩に振り回されるとき、我慢することを「うまく調整している」と思いたい気持ちは分かります。 でも、今だけ耐えればいいと飲み込んでいるうちに、相手の頼り方はどんどん固まってしまいます。 問題が消えるのではなく、こちらが吸収するのが当たり前になってしまうんです。
■放置で悪化すると、どうでもいい用事まで降ってくる
放っておいてまず起きるのは、頼まれる量が増えることだけじゃありません。中身が変わっていくんです。 最初は手伝いくらいだったのが、そのうち急ぎでもない雑用まで来るようになる。自分でできる連絡を投げられたり、後で揉めそうな後始末ばかり持たされたり。 こうなると、先輩が困った時に助けてくれる人ではなく、単に面倒な部分を流すための「流し先」として使われ始めています。
ここが危ないところ。急ぎの仕事ならまだその場限りで済みますが、急ぎでもない用事まで流れてくるようになると、相手の中で「ここに置けば自分の仕事が進む」という感覚が固まってしまいます。 そうなると、自分の予定がいつも途中で切られるようになり、一回ごとの負担よりもしんどさが積み重なっていきます。
しかも周りは、それを問題として見てくれません。 大きな衝突はないし、怒鳴り声もない。表では普通に会話している。だから「そこまで深刻じゃない」と流されてしまいます。 でも受ける側だけは、仕事の順番が崩され、細かい用事で集中も切られてしまいます。
■我慢で現場が回ると、そのままの流れが固まってしまう
厄介なのは、我慢している間は周りから「関係が悪くなっていない」と思われてしまうことです。 先輩からすれば頼めば進むし、周囲からすれば荒れていない。上司からすれば仕事は一応回っているように見える。 すると、その流れがそのまま通りやすくなります。
本人だけがしんどくても、外からは「うまく回せている」とさえ映ってしまう。ここで様子を見続けてしまうと、関係が良くなる前に、自分の仕事の流れが崩れていきます。
見切る境目ははっきりしています。 頼みごとがあること自体ではなく、急ぎでもない用事まで当然のように流され、自分の予定をずらすのが当たり前になっているかどうか。
そこまで来ているなら、もう放っておいて状況が良くなる段階ではありません。 大げさに対立する必要はありませんが、その場ですぐに受けない、急ぎかどうかを分ける、自分の予定を先に伝える。 この線がないまま我慢だけを続けてしまうと、仕事も時間も、全部一緒に荒れていってしまいます。
面倒な先輩は、時間で薄まることもありますが、それより多いのは「放置できる相手にしわ寄せだけが残る」パターンです。 我慢で回せる範囲を超えて、自分の持ち場まで崩れ始めたら、もう待つより先に線を引いたほうがいいです。



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