先月20日に投開票された埼玉県飯能市長選で、選挙運動員に報酬を支払ったとして、県警は12日、公職選挙法違反(買収)の疑いで、落選した元市議会議長の野田直人容疑者(68)=同市=を逮捕した。容疑を認めている。
◆車上運動員らを除き報酬は原則禁止
逮捕容疑では、容疑者は先月21日、50代の選挙運動員と共謀して、ほかの運動員3人に、選挙用ビラの配布や投票依頼をした報酬として、現金計15万800円を渡すなどしたとされる。県警によると、4人の運動員は20~50代でいずれも女性だった。
公選法は、事前に届け出た選挙カーの車上運動員らを除いた運動員への報酬支払いを原則禁止している。
野田容疑者は1989年に市議に初当選。計8期務め、議長には4度就いた。市長選では「市長退職金の廃止や、市内小中学校の給食費無償化」を公約に掲げ、無所属で立候補。4人中最下位の6599票で落選した。
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