【DeNA】今季初出場の勝又温史が同点打 野手転向や育成落ちも経験した苦労人の活躍に相川監督も「涙が出そうになった」
◇12日 DeNA―広島(横浜) DeNA・勝又温史外野手(25)が「8番・右翼」で今季初出場し、7回に同点打。プロ8年目で初打点を挙げ、チームの今季初となる連勝とカード勝ち越しに貢献した。 【写真】どしゃぶりの中「ブルブルダンス」を踊るDeNA牧と知野 勝又は1点を追う7回2死二塁で、広島2番手・森浦が内角ボールゾーンに投じたシュートに食らいついた。逆方向に飛んだ打球は、詰まりながらも左翼線ギリギリに落ち、二走の蝦名が生還。一時は4点差をつけられていた試合を振り出しに戻すと、続く代打・度会が決勝2ランを放った。 勝又は日大鶴ケ丘高(東京)から、投手としてドラフト4位で2019年にDeNAに入団するも1軍登板はなく、3年目のオフに野手転向と育成選手への”降格”を経験した。 どん底からはい上がり、1軍のお立ち台に上がった苦労人は「まさか打者としてここに立つとは、入団したときは思ってなかったので、今までの頑張りが少しでも報われて良かった。決してきれいな安打じゃなかったんですけど、本当に気持ちと根性で、野球の神様が見ててくれたのかなと思うくらい」と喜びを表現した。 背番号28の活躍に、相川監督も試合後の取材対応で開口一番「勝又の安打で涙が出そうになりました。一番苦労したやつだから」とたたえた。
中日スポーツ