京都・南丹市で遺体発見、行方不明の11歳児か 捜査関係者を慎重にさせる「山梨」の件
京都府南丹市内の山中で、子どもの遺体が発見された。南丹市立園部小学校に通っていた安達結希(ゆき)さん(11)が行方不明となっており、警察では遺体は安達さんではないかとみている。 【写真】山梨・小1女児行方不明 現場のキャンプ場は… 事件が大きく動いたのは行方不明になって3週間目の4月13日だった。 「機動隊が捜索している時に発見された。遺体は南丹市のかなり山深い山中で発見された。特徴からおそらく安達さんではないかと思われる。なんらかの事故で亡くなったのか、事件性があるのか、これからの捜査だ」(捜査関係者) これまで、安達さんの黄色い「ランリュック」(通学かばん)と、安達さんがはいていたものと同じタイプの子どもの靴が市内の山中から見つかっていた。京都府警は13日も50人態勢で山中の捜索を続けていた。 安達さんが行方不明になった経緯は、府警や学校の説明などによると、次のようなものだった。 安達さんは3月23日の午前8時ごろ、父親の車に乗り、小学校の近くまで送ってもらった。安達さんの自宅から小学校までは車で約30分の距離で、安達さんはスクールバスで登下校することもあったが、この日は父親の送迎だった。 23日は卒業式があり、5年生だった安達さんは卒業する6年生を送り出す側だった。午前8時半ごろ、担任の出欠確認で、安達さんが登校していないことがわかった。だが、担任は卒業式の準備もあり、すぐに保護者に連絡しなかった。学校を欠席する場合は、保護者からスマートフォンのアプリで連絡することになっている。安達さんについては翌日の24日に欠席するという連絡があったが、担任は23日の欠席と取り違えた可能性も考えたという。結局、学校が保護者に連絡をしたのは卒業式が終わり、下校時間になった午前11時50分ごろだった。 小学校の校舎の防犯カメラには、登校する安達さんの姿は映っていなかった。車を降りた午前8時ごろから、学校が欠席を認識した8時30分ころまでの「30分間」に、安達さんは姿を消してしまったことになる。 同じ小学校5年生の児童の母親は、こう話した。 「安達くんとうちの子は何度も遊んでいるし、学校に到着する時間も同じころになることが多いので、よく校門前で見かけて一緒に登校していた。卒業式の日には安達くんは見ていません。大騒ぎになって、他の保護者や子供にも聞いたのですが、安達くんと会った、見たという人はいなかったそうです」 小学校の周辺には、南丹市役所、幼稚園、南丹警察署もあり、地域の中心だ。市内では防犯カメラも多く設置されている地域だが、安達さんの姿は確認されていないという。また、バスや電車に乗って形跡もないという。 「都会のように防犯カメラがあちこちにあるというのではないが、ゼロでもない。ただ、そこから得られた有力な手がかりはなかった」(前出・捜査関係者)