BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • VINAVIS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo
  • タビノリ

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

憧れの手組みホイールに挑戦! 振れ取りの基本もマスターしてレベルアップ

外を走るのがツラい寒い冬こそ、セルフメンテナンス&自転車DIYをやってみよう。時間があるときこそチャレンジしたいホイール組み。自分でやるにはなかなか難しいだけに、完成したときの達成感もひとしお。今回はそんなホイール組みにチャレンジ。数をこなしてホイールマイスターを目指せ!

ホイール組みの面白さはなんといっても達成感!

時間があるときにおすすめなのが、サイクリストの編み物ともいうべきホイール組みだ。スポーツ車は完組みホイールが主流だが、一般車の世界ではまだまだ手組みが主流。
手組みなら、高品質なホイールをリーズナブルに入手できるメリットも。とはいえホイール組みは、こなした数がモノをいう。最初は基本のイタリアン組みをマスターして腕を上げていこう。
振れ取りをマスターしておくと、ホイールが歪んだときに修正できる。曲がった方向を逆に引っ張るようにスポークテンションをかける。そうするとホイールは修正される。ホイール組みのときも振れ取りのキホンは同じだ。

手組みのもっともベーシックなパターンは、32穴イタリアン6本組みだろう。ほかにもJIS組み、8本組みなどスポークのあやの取り方や、何本めのスポークを交差させるかで、違いがある。
イタリアン6本組みは、進行方向にハブから引っ張る方向にあるスポークがフランジの内側から外側に出ており、6本めのスポークが交差しているパターンだ。言葉にすると意味がわからないが、まずは現物をよく見てみれば理解できる。初めて組むときには、現物か写真などを用意して、お手本とするといいだろう。

スポーク長計算など、難しい関門も多いが、ホイール組みができればセルフメカニック上級者だ。達成感も大きい。

ホイール振れ取りのキホンをマスター

振れ取りを知っておけば、持っているホイールに歪みが生じたときにも対処できる。携帯ツールにもニップル回しがついていることもあるので、出先でのトラブル対処にも。基本は、ホイールが曲がっている方向の逆を引っ張るようにスポークのテンションを上げる。スポークにはネジが切ってあり、ニップルをホイール内側から見て反時計回転させるように回すと、ネジが締まってスポークテンションが上がる。振れ取り台に装着して、ホイールの振れを確認するが、ない場合はブレーキシューとのすきまを見て応急処置できる。ホイール組みの際の振れ取りも手順は同じだ。

振れ取り台、ホイールの振れを確認するもの。畳んで収納できる簡易なタイプから、プロ用の重厚なものまである
ニップル回し。ニップルの番手に応じた溝に入れて回す。クロモリ製のしっかりしたニップル回しを使うのがオススメ

ニップルを回すキホン

ニップルをホイール内側から見て反時計回りに回すとスポークテンションは上がる。振れている逆を引っ張る位置にあるスポークのテンションを上げる。もしくは逆位置のスポークテンションを下げると振れは解消される傾向に
ゲージにリムが接触している
リムを反対に動かすように引っ張る方向のスポークのテンションを上げると、左のように修正されて振れが解消される
縦振れもある。縦振れを確認するゲージをリムの上端ぎりぎりにセット。接触したら、その部分が縦に振れているということ
縦に振れている部分の2本のスポークテンションを上げて縦振れを解消。隣り合う2本を同じように上げるのがポイント
PAGE
2 / 3

ホイールの素材を集める

スポーク長を出すために必用となる数値。これらを測って計算式に入れる。メーカーによってはハブのジオメトリーが公開されているモデルもある

素材は、ハブとリムとスポーク。ハブとリムは同じスポーク穴数でなくてはならない。難しいのはスポーク長だ。ネット上にスポーク長を計算してくれるサイトがあるので、そこに必要となる数値を測って入力する。ハブのスポーク穴PCD、ロックナットフランジ間距離、ホイールの有効リム径などが必要だ。フロント用とリアの右用と左用の3種類の長さのスポークが必要だ。

32ホールのハブ。ほかに36、28、24など穴数がある。クラシカルな銀色のハブは、手組みホイールの雰囲気にマッチしているが、数少なくなった
ハブの中心からフランジまでの距離を聞いてくるサイトもある。ハブの中心をマーキングしてノギスで計測
ノギスでリムのスポーク穴の深さを測り、その2倍の数を700Cの直径622㎜から引けば有効径だ
こちらもクラシカルなアルミポリッシュのクリンチャーリム。スポーツ車の手組みの場合、最近は32ホールが一般的だ
36本売りのスポークとニップル。適正長のステンレス製がアマゾンにあれば安い。1㎜くらいの誤差ならいける
各部の計測値を入力する「スポーク長計算機」というものもある。また、 タキザワの通販サイトなどでは、適正値に合わせてスポークを作ってくれるところも。1本単位で買えるのでムダもでない
PAGE
3 / 3

イタリアン組みに挑戦

それでは、ホイールを組んでいく。はじめにハブにスポークをすべて通してから編む方法と、1本ずつ通していく方法がある。今回はよりわかりやすい1本ずつの方法を紹介。現物のお手本を見ながら作業すると間違いが少ない。

落ち着いてスポークを編んでいこう

1本のスポークと交差するのが6本めなのが6本組。3交差するので3クロスともいう。左進行方向でこのクロスの方向がイタリアンだ
ロゴをバルブに合わせる最初の位置はコレ。ギヤ側が下として、バルブ穴から2つめにロゴ位置のスポークを入れる
ひとつ離した穴に同じようにフランジの外側から内側にスポークを入れて、リムのスポーク穴を3つまたいで止める
1周したら、反対側のフランジの右に半分ずれた穴の外側からスポークを通す。さきほど通した右隣のリムスポーク穴に入れニップルで止める
入れていくスポークは、フランジの内側から外側に出て、交差するスポークの内側に入ってニップルで止まる。あやとりを間違えないように
左右の16穴ぶんを通したらハブをつかんで半時計回りにねじる。これに交差するスポークを入れていく
交差させるスポークから6穴めの穴にフランジの内側からスポークを入れ、交差させて一つ離した穴で固定
ようやくスポークを編むところまで完成。ここから振れ取りをするさらに難しいステージへ。完成まではなかなか大変だ

センター出し&振れ取り

ホイールの振れをとる。同時にリムはホイールの中心に来るようにセンター出しをしなくてはならない。さらに精度を求めるならスポークテンションゲージも使うが、まずは振れのないホイールを作れるところまでを目指そう。

スポークはまだゆるゆるなので、ニップルの上からマイナスドライバーで締める。均一に締めていくのがポイント
センターゲージを使ってセンターをチェック
片側のハブとリムに接触するようにゲージを当てて位置を固定。反対側に当てゲージを見るとハブ軸から離れていてセンターが出てない
センターが出るように、ハブの位置をずらすように片側を均一に締める(もしくは緩める)。振れ取りをしながらセンターを何度かチェックする。素人なら0.5mmくらいに収まればオーケーだ
完成したら、スポークをぎゅっと握ってなじみだしをする。再び振れが出てないかチェックして、必要があれば修正
これを繰り返してついに完成!

※この記事はBiCYCLE CLUB 2020年7月号 No.423からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

Info

SHARE

RECOMMEND

PROFILE

ニシヤマ

Bicycle Club / 副編集長

ニシヤマ

自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

ニシヤマの記事一覧

自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

ニシヤマの記事一覧

word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word

mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1