これからライノセラスをはじめる君へ

これからライノセラスを始める知人に向けたノートです。
プロダクトデザインや建築デザインをしている人で、興味あれば覗いてみてください。

セッティング

スタンス

まず、ライノに取り組む姿勢です。
これは物理的な姿勢のことです。

左手はキーボードに、右手はマウスに。これで終わりです。
右手がマウスとキーボードを行き来するのではだめなんです。
右手と左手の位置を変えないことで、作業効率が爆速モードになります。
左手を極力動かさないために、deleteキーをマウスのボタンに設定するか、ショートカットに設定しましょう。
マウスのボタンや、ショートカットが登録されていないF4キーとかに設定しましょう。
enterキーについては、スペースキーが同じ働きをしてくれているので、無問題です。

次に、精神的なほうの姿勢です。
それは、ゲームをする感覚であまりコンを詰めてしないことです。楽しく学んでいきましょう。
ライノは、基本的なコマンドさえ覚えてしまえば、大抵のことはできるようになります。すべてのコマンドを覚えようとせずに、できることから吸収していきましょう。

初めから難しいことをしようと自分のハードルを上げるのが一番よくないことです。
例えば、基本的なコマンドの組み合わせで5手かかる作業があるとして、それを1手で解決できるコマンドがあったりします。
簡単な操作に慣れてから、次の一手を学べばいいです。

そして、わからないことがあればChat GPTに聞きましょう。大抵解決します。

エイリアス

次にショートカット。
ライノはコマンドがとてつもなく多いので、ショートカットなどを設定すると便利です。
ライノのコマンドは、英単語の数だけあると言ってもいいくらいたくさんあるので、自分がよく使うコマンドをその都度設定していくと良い。
僕がいつも使いながらアップデートしているエイリアスがあるので、共有しておきます。

ライノの「Rhino」→「設定」→「エイリアス」でショートカットの設定ができます。その画面でエイリアスをインポートすると、僕と同じ設定になるはずです。(macとwindowsで細かな設定操作が異なるとおもうので、そこは多めに見てください。)

作業画面

続いては、作業画面

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macの作業画面


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コマンドが並んでる帯
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よく使う基本コマンドは左の方にあります。

上の方に、コマンドの絵柄が並んでます。
イラレとかの感覚で、ショートカット入力せずに、これらを押しても、作業できます。
「コマンド」表示されている欄にコマンドを打ち込んで、作動させます。
わざわざマウスで押さなくても、タイピングすると勝手にここに表示されていきます。

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画面上の方

続いてこちら、ガムボールをオンにしておくとなにかと便利です。
オブジェクトを、altキー(optionキー)を押しながらガムボール移動するとコピーもできます。
直行モードとか平面モードとかもオンにしておくと便利です。場面でオンオフ切り替えて、使い分けましょう。
直行モード中にshiftキーを押しながら作業すると、直行モードを解除しながら作業できます。逆に、直行モードオフの時にシフトを押しながら作業すると、直行モードで作業できます。(文字にするの難しいので、とりあえず試してみて。)


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続いてこちら。便利なスナップ機能です。
チェックを入れたり、外したりして適切な箇所にオブジェクトを移動させたりできます。
特に「投影」は超便利。ショートカット登録しておくとよいです。
(僕はctrl+Qに設定してるはずなんやけど、なぜかmacやと動作しない。。。)


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プロパティ

プロパティは選択したオブジェクトの色とかレイヤを変えたい時に使います。


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パネル

そして作業パネル。
レイヤはたくさん作っておくと便利です。
線レイヤ、図面レイヤ、通り芯レイヤ、柱レイヤ、壁レイヤ、床レイヤ、窓レイヤ、などなど。。。

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コマンドログ

最後に、コマンドログ
コマンドを入力すると、こんなふうにログが表示されます。
さっき使ったコマンドなんやったっけ、となったら確認してみるといいです。
コマンドを入力せずにコマンドの絵柄を押しても、同様にコマンドログに表示されます。
よく使う絵柄、コマンドで入力して時短したいなぁとなったら、ここを確認してみるべし。

作図コマンド

正直僕は絵柄でコマンド入力したことがなく、何が何かさっぱりわかりません。マウスも行ったり来たりになって、時間がかかるので、コマンドを覚える、またはショートカットに登録することをお勧めします。
コマンドは、全部入力せんくても途中まで入力すると予測変換みたいに表示されるので、お目当てのものが表示されたらenterキーを押せば作動します。

あと、たいてい英語入力すればそれに合うコマンドがあります。
教えられてなくても、こんなコマンドないかなと試しに入力したら案外あったりするかもなので、便利コマンドを発見したら教えてくださいね。

いかにコマンドを羅列します。
こういうものとして覚えてもらう方が早いので、先にショートカットを記して、内容はかっこ書きしておきます。

l (Line) 線を引く
pl (Polyline) 連続して線を引く。これのおかげでlineは全く使いません
crv (Curve) 曲線を引く(こちらは、制御点で曲線を作図)
ic (Interpcrv) 曲線を引くコマンド(こちらは、点を通過する曲線を作図)

rec (rectangle) 長方形を作図
ci (circle) 円を作図
arc 円弧を作図
el (ellipse) 楕円を作図
polygon 多角形を作図

p (Plane) 面を作図
ed (EdgeSrf) 二つの線から面を作図
ps (PlanarSrf) 線に囲まれた面を作図
sw1 (Sweep1) 一本の線を一本レールに沿って動く軌跡を作図
sw2 (Sweep2) 一本の線が二本のレールに沿って動く軌跡を作図

立体

b (Box) 立方体を作図
sph (Sphere) 球を作図
ext (Extrude) 面や、線を飛び出させる

一旦作図はこんな感じ。
あとは便利な作業コマンドを羅列。

作業コマンド

全般

zs (ZS) 選択したオブジェクトにズーム。これは超便利。
m (Move) 選択したオブジェクトを移動
c (Copy) 選択したオブジェクトをコピー
ex (Extend) 線を延ばす(選択した線や面に接するまで伸びる)
tr (Trim) 線で切る(線で面とかも切ることができる)
sp (Split) 線で切り分ける(trimだと、切られた片方は削除されるが、splitoは二つに分けるだけ)
j (Join) 線と線、面と面をくっつける
x (Explode) くっついてるものを分解(ポリラインはそれぞれの線に分解されたり、立体はそれぞれの面に分解される)
ro (Rotate) 回転
r3 (Rotate3D) 任意の軸で回転
arr (Array) オブジェクトをたくさん複製する「array crv」「array linear」「array polar」などたくさん。
s (Scale) 三次元に拡大縮小
s1 (Scale1D) 一次元方向に拡大縮小
s2 (Scale2D) 二次元方向に拡大縮小

立体

bd (BooleanDifference) ある立体を別の立体でくり抜く
bs (BooleanSplit) ある物体と別の立体のくっついてる部分を分割する
bu (BooleanUnion) ある立体と別の立体をくっつける
mh  (MoveHole) 立体に空いた穴を移動
me (MoveEdge) 立体のエッジを移動

整理

h (hide) 選択したオブジェクトを非表示に
show 「hide」で隠したものを表示
sela (SelAll) 全て選択。ctrl+Aと同じ
sell (SelLast) 最後に選択していたものを選択
sellayer 選択したものと同じレイヤのもの全て選択
selco (SelColor) 選択したものと同じ色のもの全部選択
selcrv (SelCrv) 線を全て選択 ほかにも「sel〇〇」で色々あるから試してみて。
dupb (DupBorder) 選択した面の輪郭を線として抽出「dup〇〇」もいくつかある。
mer (MergeAllCoplanarFaces) 立体をくっつけたり穴あけたりし出すと、サーフェスが汚くなるので、このコマンドで綺麗にする。(慣れてきたら意味がわかる)

製図

clip (ClippingPlane) 断面を作成するための面を作る。
m2 (Make2D) 見えているものを線として取り出す。(ClippingPlaneで切ったものを、断面図として取り出す、みたいに使う)
unr (UnrollSrf) 作った立体を、各パーツに分けて平面に並べてくれる。模型制作に便利

以上、ざっと思いつくのはこんな感じです。
というか、日頃これ以上使ってない気もします。

おわり

まぁまたわからんことあったら連絡ください。
Chat GPTとかも活用するようにしてね。

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