【彦野利勝の目】「あそこで明暗が分かれた」中日・高橋宏斗と阪神・高橋遥人との『差』を指摘、3人連続初球痛打には苦言も
【彦野利勝の目】◇12日 中日0―3阪神(バンテリン) 中日は阪神に3連敗し、借金は最多の8に膨らんだ。先発の高橋宏斗投手が5回に失った3点が重くのしかかった。中日スポーツ評論家の彦野利勝さんは失点の場面について「バッテリーとして反省した方がいい」と厳しく指摘した。 【実際の動画】“ニンジャ”田中幹也、なぜそこにいる!?阪神・森下のヒット性打球をキャッチ 0―0で迎えた5回。先頭の7番・前川を右前打で出すと、続く伏見は見逃し三振。投手の高橋は送りバントを決め、2死二塁となった。ここで1番・近本を四球で歩かせ、中野を迎えたが、その中野に初球の変化球を左中間にはじき返されて先制と許すと、二、三塁で森下にも初球の156キロ直球を中前へ運ばれて2点を追加された。さらに佐藤にも初球の152キロ直球を狙われ、左翼フェンス直撃の二塁打。3人連続で初球を痛打された。 彦野さんは「近本を歩かせ、中野で勝負は計算していたはず。その中野に対して、四球の後の初球とよく言うが、高めにいってしまった」と振り返り、「さすがに全部初球はダメ。入り方を変えるなり、違う配球を考えないと。まして、きょうの球審は低めをストライクにしていた。より低いところを狙うか、ボール球から入るべきだった」と指摘した。 また、高橋宏については3回無死一塁の打席で試みた送りバントが投手への小飛球となった場面も挙げ、「やるべきことをやらないと流れが悪くなる」ときっぱり。一方、阪神先発の高橋は3回の打席でファウルで粘って11球を投げさせ、5回には犠打を初球で決めて3得点につなげた。 「宏斗はバントを決められず、あそこで明暗が分かれた。5回に球が上ずったのも、高橋に(3回の打席で)粘られた影響もあったと思う」と両先発の差を語った。
中日スポーツ