阪神・伏見寅威、虎ナインに愛されすぎて「あいつらやばいっす(笑)」 仲間たちが〝大声で〟回収した移籍初安打の記念球を受け取る
(セ・リーグ、中日3-9阪神、2回戦、阪神2勝、11日、バンテリンD)強烈な打球で三遊間を破った。阪神移籍後14打席目で飛び出した初安打に、伏見寅威捕手(35)はホッと胸をなでおろした。 【写真】阪神・伏見寅威「最低限ですが、チームに貢献することができてよかった」 「規制がかかってない(サインが出ていない)打席はできるだけ積極的にいこうと思っていた」 5日の広島戦(マツダ)以来のスタメンマスク。待ちわびた瞬間は2―0の二回に訪れた。2死で打席に入ると、大野の直球を引っ張り左前打を放った。移籍1年目の野手最年長、35歳が打った虎での初ヒットにベンチの後輩たちが沸く。多くの選手がベンチから大声で〝記念球〟の返球を要求し、無事に伏見の手に渡った。「あいつらやばいっす(笑)」と照れを隠せず。「(初安打のボールは)オリックスはありますね。日本ハムはどうだったか忘れちゃったけど」と頭をかいた。 さらに、3―1の四回1死満塁ではきっちり中犠飛で今季3打点目をマーク。「みんながいい形でつないでくれたので、最低限ですがチームに貢献することができてよかった」とリードを広げる一打となった。 捕手としても伊原を好リード。「あんまり組んだことがなかったんですけど、ブルペンで捕って『いいな』と思った球を組み立てて使ってみた。すごくハマった感じがした」。虎の戦闘服がなじんできた「17」の背中が、頼もしさを増してきた。(渡辺洋次)