Claude Codeを入れた直後にやるべき2つのこと【設定全消失からの再構築】
こんにちは、SHIFT AIの川合です。
今朝、Claude Codeのログインエラーを直そうとして、自分が育ててきた設定をすべて吹き飛ばしました。
CLAUDE.mdも、スキルも、全部ゼロです。
久しぶりに「やらかしたな」と思ったんですが、逆にいい機会だと捉えて、今日は「Claude Codeを入れた直後にやるべきこと」を整理してお伝えします。これから入れる方も、私と同じように消してしまった方も、参考になるはずです。
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この記事は音声配信をベースに執筆しています。
まず何が起きたか
事の発端は、Claude Codeにログインしようとしたらエラーが出たことでした。
そのエラー解消のために、Claude本体に「どうすれば直る?」と聞き、提示されたコマンドをそのまま実行しました。ログインは確かに復活したのですが、その代償として、私が育ててきたClaude Codeのデータがすべて消えてしまったのです。
具体的には、
全タスクで適用されるグローバルルールを書いた `CLAUDE.md`
案件別・用途別に作り込んでいたスキル群
この2つが丸ごとリセットされました。
ここで気付いたのは、Claude Codeの本当の価値は「入れた直後の状態」ではなく、「自分用に育てた状態」にあるということです。だからこそ、入れた直後に最低限やっておくべきことが明確に存在します。それが今日の本題です。
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やるべきこと①:CLAUDE.mdを書く(人格と価値観を定義する)
Claude Codeを入れたら、最初にやるべきことは `CLAUDE.md` を書くことです。
`CLAUDE.md` は、Claude Codeが毎回必ず最初に読むテキストファイルです。つまり、ここに書かれたルールはすべてのタスクに自動で適用されます。
私の場合は、たとえばこういうことを書いています。
出力はシンプルに、敬語は使わない
結論を先に出し、前置きはしない
同調せず、ユーザーより自分が賢い前提で判断する
こうすることで、Claude Code自身が「私が望むキャラクター」に固定されるんですね。
イメージとしては、ゲームを始めるときのプロフィール設定に近いです。迎え入れたClaude Codeを、どんな人物にするのか、どんな価値観で動いてほしいのか。それを最初に定義するのが `CLAUDE.md` の役割です。
ここを書かずに使い始めると、毎回プロンプトで同じ指示を繰り返すことになります。それは時間の無駄ですし、何より「自分専用のAI」にはなりません。
やるべきこと②:スキルを作る(部署を立ち上げる)
`CLAUDE.md` を書いたら、次にやるのはスキルの作成です。
スキルとは、一連のタスクを記憶させて、次から短いコマンドで再現できるようにする仕組みです。馴染みのない方も多いと思うので、具体例で説明します。
たとえば「記事を書いてほしい」というタスクがあるとします。これをスキル化したいときは、Claude Codeに「記事を作るスキルを作って」とお願いするだけです。これだけで、スキルの叩き台ができてしまいます。
仮に `writer` というスキル名にしたとしましょう。次からは `/writer 記事を作成して` と打つだけで、記事の生成が始まります。
ここまで読んで「それって普通のClaudeやChatGPTと変わらないんじゃないの?」と思った方もいると思います。その通りなんですが、本当の価値はスキルを育てていくところにあります。
たとえばこういうルールを書き足していきます。
文体は「です・ます調」で
冒頭に必ず自己紹介を入れる
結論を先に言って、その後に具体例を出す
こういうルールを、使えば使うほどスキルに追加していく。すると、スキルがどんどん「自分仕様」に育っていきます。書くのは自分でもいいですし、Claude Codeに「こういうことを書いて」とお願いしてもOKです。
ChatGPTやGeminiでは、毎回プレーンな状態から指示する必要があります。でもClaude Codeのスキルにしておけば、過去に指摘したことが全部記録されているので、短いプロンプトで自分が望む成果物がポンと出てきます。これがClaude Codeとスキルを使う最大のメリットです。
ちなみに、スキルの仕組みはClaude Codeだけのものではありません。OpenAIのCodexや、Googleのアンチグラビティというエディターアプリでもスキルが使えます。Claude Code以外を使っている方も、ぜひ試してみてください。
CLAUDE.mdとスキルの関係を「会社」でたとえる
ここまでで、`CLAUDE.md` とスキルの役割は別物だと感じたと思います。実際、両者は階層が違います。
会社にたとえると、こうなります。
CLAUDE.md = 会社のミッション・パーパス
スキル = 部署
`CLAUDE.md` で会社全体の価値観を決め、その下に「ライター部署」「デザイナー部署」を置いていくイメージです。
たとえば私の場合だと、
記事を執筆する → `writer-article` スキル(ライター部署)
noteのサムネイルを作る → サムネイル作成スキル(デザイン部署)
図解を作る → `diagram` スキル
というふうに、用途ごとに部署を分けています。
スキルの粒度はどう決めるか
スキルを作るときに必ず迷うのが、粒度をどこに置くかです。
細かすぎる → スキルが増えすぎて、自分も把握しきれないし、Claude Code側も探す手間が増える
粗すぎる(何でも1つにまとめる) → 使い勝手が悪い
たとえば「記事もサムネイルも図解も全部やる」という万能スキルを1つだけ作ったとします。便利そうに見えますが、今回はサムネイルだけ要らないんだよなというときに困ります。毎回サムネイルまで生成されてしまうからです。
なので、不要な工程を切り離せる粒度に分けておく方が、結果的に使い勝手が良くなります。私の場合は「記事を書く」と「サムネイルを作る」を別スキルにしています。
ただ、この粒度に正解はありません。自分の仕事の流れに合わせて、使いながら調整していくのが一番です。
座学より、まず動かす
ここまで読んで、もっと詳しい資料を探したくなった方もいるかもしれません。でも私からの提案は逆で、座学は早々に切り上げて、まず自分の手で動かしてみることです。
理由はシンプルで、Claude Codeは触りながら覚える方が学習も改善も圧倒的に早いからです。資料を読んで頭で理解しようとしても、自分の仕事に落とし込めなければ意味がありません。
`CLAUDE.md` を1行書く、スキルを1つ作る。それだけで、Claude Codeとの付き合い方が一気に変わります。
最後に:削除コマンドにはくれぐれも注意
最後に1つだけ、私と同じ失敗をしないための注意点です。
Claude Codeに何かを直してもらうとき、削除を伴うコマンドが提示されたら、必ず一呼吸置いてください。
「このコマンドはどこまで影響するんだろう?」「消えて困るファイルはないか?」を自分で考えてから実行する。これだけで、私のような事故は防げます。
AIは賢いですが、あなたが大事に育ててきたデータの価値までは知りません。守るのは自分です。
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