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食料や水の他に医療品・衛生用品を備蓄しろ!~震災サバイバーのガチ生存術~

この記事は約3000字、 約10分の内容です。
※4/11 大幅に内容を加筆修正しました。

※前回の記事

再び震災サバイバーからのガチ助言です。

こんにちはガネメです。前回に引き続き、アホほど震災に遭遇している私の過去の経験から、「ガチ勢のガチ対策」を解説します。

信じるも信じないも貴方しだいですが、まず中身読んでみてください。

水や食料の備蓄は大前提です。

備蓄と聞いてまず浮かぶのは、生命維持に直結する水や食料かと思います。「ただちに」生命に関わる部分なので、まずはそこから考えていきましょう。

もちろん各々の事情に合わせて「可能な限り」ではありますが、世の中には上手な備蓄方法なども多数紹介されており、政府でも広報していますので、参考にしましょう。

ここでは「震災のベテラン」である我が家で実際に採っている方法をいくつかご紹介します。

▼食料品

  • 玄米:主食であるコメは、日持ちする玄米で購入。小型精米機もセットで。冷暗所で保管すれば数年は行けます。うちは普段、数年前に買ったコメを古い方から消費してます。

  • 乾燥系炭水化物:ほか主食系は乾麺、カップラーメンなども。水分の少ない物が長持ちします。カップラは場所を取るので多くはありませんが、作るのが簡単で味も濃く一食ぶんとして手軽なので、色々な場面で助かります。

  • 缶詰:タンパク質、つまりおかずは缶詰。肉系、魚系。我が家では消費期限を越えても、膨らんでさえいなければ食用可能と見なします。これも数年は平気でもちます。

  • 多様な副菜:ほか、粉末系スープの素や、真空パックのパスタソースや、乾燥ワカメ、豆類、タピオカ粉など。乾きものや、滅菌したものをバラエティ多く揃えて、栄養バランスや食の多様性も確保。

  • 調味料や嗜好品など:醤油やジャムや梅干しなど、塩分や糖分の濃度が非常に多いものは菌が繁殖しづらく、長持ちします。もちろん塩や砂糖そのものも。ただし「甘い」「しょっぱい」なら何でも良いわけではないです。お菓子等などではなく、長期保存を前提に作られたものを選びます。

  • ポイント:「長持ち(腐りにくい)」「場所を取らない」この二つ。他にもアイデアがあればこの記事のコメントで共有してください。

▼飲料

  • 水:日本の場合、水道が止まるリスクは限りなく低いが、震災も警戒しウチでも多少は備蓄しています。定期的に入れ替える備蓄袋でなく、各人が必要量だけ消費できる500mlペットボトルのものを中心に箱ごと保管。

  • お茶:災害時に不足しがちなビタミン補給に良いです。スーパーや通販サイトでも安売りしていることが多い。茶葉やティーパックも省スペース。

  • 無糖飲料:ジュースは栄養バランスを崩すので却下。ただしノンシュガー・ノンカロリーのコーラなどは安全な嗜好品としてアリ。

エネルギー源は最低限だけ用意しよう

▼モバイルバッテリーなどの電力源

  • 計画停電はあるかもしれないが、完全に電力供給が止まるリスクは低い

  • もし電力が永続的に絶たれた場合、数時間分のバッテリーに意味は薄い

  • 震災などで復旧するまでの短期間を乗りきるためには意味があるが、うちでは切り捨てて備蓄なし。フル充電しておいても数日で放電してしまう

  • 猛暑では膨張、爆発、火災などのリスクにもなる。

  • 手回し発電式のラジオ、太陽光でのUSB給電機だけは手元に用意。

▼カセットガスコンロ

  • 都市ガスやIHまで止まってしまったケースに備えて、気休め程度に備蓄。コンロもは予備を含めて2台。

  • 湯沸かしや麺を茹でる際など、必要な分だけチビチビ使う想定。ずっとつけっぱなしで鍋や焼き肉をする等の浪費はしない。

震災にも備えよう

  • 高い頻度で地震が起こる日本で、「オイルショックと同時に震災が来るリスク」は相変わらず高い。「こんな時だから」で震災が遠慮してくれる訳ではない。

  • よって、普通に「震災に備えての備蓄」も兼ねて備えよう。

  • 震災対応や復旧も、過去の震災時より遅れる可能性がある。

  • 食料品や水も「可能な限り」備蓄しよう。


そして、以下からが、この記事の本題になります。

【重要】ほとんどの備蓄推奨記事で見落としている「健康を維持するための物」

それが医療品・衛生用品です。政府の広報でもこれらは備蓄品リストから外されがちですが、これらが生存率にかなり影響します。順を追って説明します。

▼医者にかかれない事態を想定すべき

  • 病院まで行く交通手段がない

  • 病院に行っても出来る治療が限られる

  • 医療崩壊、飽和状態になる可能性あり

まず「病気にならない」ことを最優先に考えよう。持病がある人も、なるべく現状をキープできるように備えよう。

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※AIに「医療崩壊」を描かせたもの。ツッコミどころが多い点はご容赦下さい。

▼薬品・衛生用品・予防用品を揃えろ

  • ナフサなどの化学原料が全世界的に不足しています。

  • 家庭用の常備薬や、消毒薬、せっけん類、衛生状態を保つためのビニール製品などは、まさに「化学」の結晶です。

  • 医療そのものだけでなく、病気にならないための「衛生」「予防」こそ今回の原油危機で最もダメ―ジが大きい分野

  • 一方で、備蓄することを考えた場合、日持ちするし、それほどかさばらないので、かなりの期間分を個人宅でも保管できる。備蓄効率がとても良い。

具体的な品目リスト【医療品・衛生用品編】

▼衛生状態を維持する「石油化学製品」

ナフサ供給が滞ると、プラスチック、ビニール、合成洗剤などの製造が真っ先に止まります。

  • ゴミ袋(各サイズ)・ポリ袋: 衛生管理の基本。汚染物の封じ込めに大量に消費します。

  • サランラップ: 食器を包んで洗う回数を減らすだけでなく、包帯の代用や防寒など多用途。

  • 使い捨て手袋(ニトリル・プラスチック): 感染症予防や、不衛生な作業時の必須アイテム。

  • ウェットティッシュ・おしりふき(ノンアルコール・アルコール両方): 体の清拭や除菌に。お風呂が貴重な時の「洗わない洗浄」の要です。

▼病気を未然に防ぐ「洗浄・消毒用品」

「石鹸が買えない」事態は、中世並みの感染症リスクを招きます。

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  • 固形石鹸・ハンドソープ: 液体より固形の方が保管スペースをとらず、劣化もしにくい。

  • 手指消毒用アルコール: インフルエンザや胃腸炎など、二次災害的な流行を防ぐため。

  • 洗濯用洗剤・食器用洗剤: 界面活性剤の供給が止まると、衣服や食器の清潔が保てなくなります。

  • 歯ブラシ・歯磨き粉: 口腔衛生の悪化は肺炎などの重症疾患に直結します。

▼医療崩壊に備える「セルフケア薬」

病院に行けない、あるいは薬局から薬が消える状況を想定します。

  • 解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン、ロキソプロフェン等): 痛みと発熱をコントロールし、体力の消耗を防ぐ。

  • 胃腸薬(整腸剤・下痢止め): 衛生環境の悪化による食あたり、ストレス性胃痛への備え。

  • 総合感冒薬: 「ただの風邪」をこじらせて肺炎にしないための初期対応用。

  • 持病の常用薬(予備): 医師と相談し、可能であれば1〜3ヶ月分程度の「予備」を常にローテーションさせておく。

  • 消毒液(ポビドンヨード等)と絆創膏: 小さな傷からの化膿や敗血症を防ぐ。

  • 目薬(一回分ずつの個包装が望ましい):異物混入や不潔な手指でこする等の感染症対策、違和感があった際の早めの処置に。

▼ 女性・乳幼児・高齢者向けの「特定衛生品」

これらは代替が効かず、かつ化学繊維とプラスチックの塊です。

  • 生理用品: 長期保存が可能で、止血パッドとしても代用可能。

  • 紙おむつ・介護用パッド: 家族に該当者がいる場合、半年分あっても困りません。

  • 清浄綿: 目や粘膜の洗浄に。

▼環境を維持する「消耗品」

  • トイレットペーパー・ティッシュ: 過去の危機でも証明された通り、真っ先に消えますが、清潔維持には不可欠。

  • マスク(不織布): 粉塵、感染症、寒さ対策に。

▼食事の偏りを補うサプリメント

極限状況下では、生鮮食品などの入手経路が限られ、炭水化物・糖質ばかりの食生活になります。それを補うサプリメントは日持ちがしますし、多めに備蓄しておきたいです。

  • ビタミンB群: 糖質ばかり摂取してビタミンB1が不足すると、エネルギーが作られず、強い疲労感、脚気、集中力の低下を招きます。また、口内炎など発生しやすくなります。

  • ビタミンC:体はストレスに対抗するために副腎皮質ホルモンを分泌しますが、その際に大量のビタミンCを消費します。不足すると免疫が落ち、感染症にかかりやすくなります。

  • ミネラル類(亜鉛・マグネシウム・鉄分など): 微量栄養素が欠乏すると、代謝全体が滞ります。特に亜鉛やマグネシウムは、ストレス下で大量に消費されます。

  • 食物繊維(難消化性デキストリン等):炭水化物過多による「血糖値スパイク」と「便秘」を防ぎます。

  • プロテイン(粉末状):炭水化物に圧倒的に欠けている「タンパク質」を補給します。

  • 糖分:高ストレス環境下でメンタルを良好に保つために、甘味は有効です。ただし栄養の偏りや虫歯は命取りになるので、ほどほどに。

「災害偏差値」強者は予防と衛生を重視

これはガネメ自身の経験則から来ている実感でもあり、統計上でも明らかになっていることですが、高学歴・高収入・高知能な層ほど、ワクチンやマスクなどの予防医療や、衛生観念がしっかりしています。

平和な時代、もし病気になっても気軽に医療を受けられる状況であれば、自然派志向などの主義や思想を優先しても、イノチにまで関わるリスクは少ないかもしれません。

が、入浴もままならないような極限状況下では、「まあ大丈夫だろガハハ、オレは免疫がしっかりしてるし風邪ひいたことないんだ」という思いこみが全く通用しなくなります。

まあ一億人いる日本人の中には、 ストレス・衛生状態・栄養状態の3本柱が悪化しても、それでもなお頑健な方が、ソレなりにいるかもしれません。

が、子供や老人を抱えていたり、自分自身も健康に不安があったり、少しでも長く快適な生活を送りたいのであれば、医療・衛生品も備蓄しとけ!
…というのが今回の記事の結論、趣旨になります。皆さんのご参考までに。

次回は「備蓄が出来たら○○へ行け!」の予定です。このnoteアカウントか、Xアカウントをフォローしてチェック!(PR)

※次回記事書きました↓

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