富裕層が密かに「北海道の農地」を買っている理由…お金が紙くずに、貧富の差が覆るかもしれない“史上最悪の日”に備える戦略
未曾有の危機に晒されるのは「準備不足の人」
こうした変化をいち早く察知し、行動しているのが世界の富裕層である。彼らはこうしたリスクから目を背けるようなことはしない。 北海道の広大な農地を買い、災害や食料危機に備えて自給自足の拠点を築く者。相続や税制、治安リスクを見越し、シンガポールやドバイなどに居住権を確保する者。国や通貨という枠に縛られない「移動できる資産」と「移動できる自分」を整える者――いずれも、資産と命を守るために水面下で準備を進めているのだ。 私自身も、こうした富裕層の一人だ。といっても、代々続く資産家の家に生まれたわけではなく、20代の「カネなしコネなし知識なし人脈なし」の状態からラジコン販売や不動産リフォームの副業を始め、37億円の資産を築いた「成り上がり者」である。 現在は不動産経営と、不動産を中心とした投資と経営のコンサルティングを生業にしており、「不動産アニキ」の名で運営しているYouTubeチャンネルでは、不動産投資や資産を築くためのアドバイスを発信している。 これまでさまざまな富裕層の人たちと親しくさせてもらい、その動きを間近に見てきて痛感するのは、変化への備えは資産を持ってからでは遅いということだ。危機は「貧しい者」からではなく、「何も備えていない者」から襲う。それが中間層だろうが貧困層だろうが、エリート会社員であろうが関係ない。富める者ほど環境変化に敏感になるため早く動き、そうでない者から順に脱落していくのだ。 ただ、グレートリセットは、チャンスでもある。それまでの価値観が覆されるということは、貧富の差だって覆る可能性もあるからだ。ここで重要なのは、その恩恵にあずかれるのは正しく備え、行動した者に限られるということだ。指をくわえて見ているだけでは、転落するのみなのである。 今、世界中で貧富の差が拡大し深刻な二極化が起こっているが、次の時代は、「備えた者」と「備えなかった者」の差が、取り返しのつかないほどに広がる世の中になるだろう。 グレートリセットのカウントダウンは、もう始まっている。変化に対応できない者は転落するリスクが高まる一方で、私のように一気に成り上がるチャンスもまた、大きく開けている。 小林 大祐 不動産投資家
小林 大祐
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