出来高って大切(期間限定)
※ この記事は、noteのフォロワーさん7千人突破のお礼として、フォロワーさんに向けて1週間の期間限定(2026.4.12~4.17)で公開する記念記事です。
こんにちは😊
おじさんのnoteのフォロワーさんが7千人を突破しました!🤩
前回の6千人から約3ヶ月、今までと同じようにどんどん読者が増えるという感じではなかったのですけど、100万ビューの御礼記事をちゃわんごさんが紹介してくれたおかげで猛烈にフォロワーさんが増えまして、もうすぐ8千人になりそうです😆笑
いつも本当にありがとうございます!
今回もnoteのフォロワーさんに向けてのささやかなお礼として限定記事を書いてみました🥸
出来高は株価に先行する
『出来高は株価に先行する』
この株投資格言、聞いたことありますよね。でも、なぜそうなるのか考えてみたことってありますか?🤔
そういうものだと思い込んでいますけど、なぜそうなるのかは意外にわからないんですよね。おじさんのnoteは丸暗記ではなくて本質を理解して応用することを一つのテーマにしていますので、今回も出来高先行の仕組みを解明してみたいと思います。(※諸説ありますので、より深く学びたい方はご自分でお勉強してみてください)
下のチャートはレーザーテック(6920)のチャートです。Xやnoteでもたびたび紹介しているとおり、おじさんが買い続けたエリアは矢印の辺りです(平均取得価格は約15000円です)。ここで買う理由は皆さんご存知のMA戦略とポリグラフなわけですが、MA戦略が美しくハマった典型的な事例で、とっくにダブルを達成してウッハウハです🤩
このチャートの出来高に注目してください。レーザーテックは売買高もボラも大きいので出来高の棒グラフだけではなかなか増減が見極めづらいですが、移動平均線を使うと出来高の推移が見えやすくなります(TradingViewの出来高インジケータには平均線を示す機能が付いています)。
株価が急上昇する前に、出来高移動平均線(紫の線)が大きく増えてますよね。まさに「出来高は株価に先行する」というやつです。
おじさんのフジコシステムでは出来高VCPというインジケータを使いますが、このタイミングを捉えて大量の買いを入れました😉
ダーバスの考え方
「ボックス理論」で有名なダーバス爺さんは、出来高を株価と同等かそれ以上に重要なシグナルと位置付けています。ダーバスの理論によって、ミネさんもオニさんも出来高を重視する戦略をシステムに取り込むようになったんです。
ダーバス爺さんは「自分は常に情報弱者である🥹」という視点で取引を考えていて、出来高からわかることとして
自分より賢い大口投資家が「行動した証拠」
本物のブレイクアウトであるかを判定するフィルター
モメンタムの強さと持続性の温度計
情報優位者の動きを追うシグナル
といったことがあると考えています。「出来高が株価に先行する」という格言やミネさんの出来高に対する考え方はこの理論そのもので、この考え方が基本です。
ダーバス爺さんは情報優位者である大口投資家の動きを情報弱者が知ることができる指標が出来高であると考えています。ではどうして、出来高がこういう性質を持つと言えるのでしょう?🤔
自分が大口投資家になってみる
ここまでの話はいったん忘れて、皆さんが100億円を運用する機関投資家「ビッグマウスファンド」のファンドマネージャーをやっていると想像してみてください。ザ・プロフェッショナルですよ😎
ビッグマウスファンドは「レーザービーム社(もちろん仮の名称)」の技術と企業価値に目を付けて、この会社の株で一儲けを画策しています。レーザービーム社の時価総額は50億円程度、株価は1000円前後で低迷、一日の出来高は10万株程度でまだ市場から注目されていません。まずは大量保有しないといけませんが、皆さんならどんな戦略を考えますか?
当然ながら「株価が安いうちにたくさん仕込む」ことを考えますよね。でも、いきなり30億円(300万株!)の買い注文を出したら株価が跳ね上がって儲けが出ませんから、気付かれないように、株価が上がらないように、少しずつ買いたいですよね🤑
たぶん、日経平均が下落したときのような相場全体が崩れて売りが増えるときにまとめて買っていく作戦を取りますよね。弱気な投資家から買い集めるわけです。
目ざとい個人投資家がビッグマウスファンドの動きに気付いて株価が上昇に転じたら、わざと買い注文を止めて、個人投資家が諦めてまた株価が下がるのを待つかもしれません😎
ある程度の株を買い集めることができたら、次はきっかけ待ちですね。株価操縦のようなことにならないように、レーザービーム社の決算や新商品発売といったIRに合わせて大量の買い注文を出せば一丁上がり。株価の上昇に気付いた個人投資家やイナゴが群がってきますからレーザービーム社の株価は急上昇します🤩
ところが・・・です。ビッグマウスファンドがレーザービーム株を買い集めている間、気づかれないように売買の注文を工夫して株価の動きはうまく抑えられてもビッグマウスファンドの大口注文は必ず出来高に反映されてしまいます。ごまかせないんです😱
はい、ビッグマウスファンドのせいで出来高が株価に先行してしまいましたね😅
あれ?こんな話、前に勉強しましたよね。
そうです、チャートパターンの基本でした。仕手株の動きも勉強しました。
ここで注意しないといけないのは、株の売買には必ず「買い方」と「売り方」が同額で同数の注文をしているから売買が成立して株価が決まるということです。
出来高が増えているということはビッグマウスファンドが買い集めている間は買い注文と同じだけ売り注文があるのです。相場が悪くなって売る人が多いときは売り注文が出ますね。きっかけが来て大量注文すると今度は株価が上がりますから、利確売りで売る人が出てきます。だからビッグマウスファンドはたくさん買うことができるわけです。
この流れに乗りたい個人投資家やイナゴの買いが集まってくると売りたい人が減って買いたい人が多くなってくるので株価が上がってきます。このタイミングでビッグマウスファンドはその人たちに高値で売りつけるわけです✌️
大口が静かに買い集める
➡ 株価は上がらないけど出来高は増える
➡ きっかけがきたら大口が大量買い注文
➡ 株価が上がって高値で個人が買う
➡ 大口は高く売る(大儲け😍)
という流れですね。
ビッグマウスファンドが売り方に回れば、株価の下落局面でも同じことが起きます。
大口が静かに空売りを増やす(イナゴに売りつける)
➡ 株価は下がらないけど出来高は増える
➡ きっかけがきたら大口が大量売り注文
➡ 株価が下がって安値で個人が売る
➡ 大口は安く買い戻す(大儲け😍)
つまり、個人が買おう(または売ろう)とするタイミングは、大口にとっては逆に売ろう(または買おう)とするタイミングになっていて、大口の方が一歩先を行っているわけですね。だから大口が隠し切れない大きな出来高が株価に先行するわけです。これが成功すればビッグマウスファンドは大儲けです🤑
「出来高が株価に先行する」と言われる理由や、出来高が大口の動きを観察する指標になっていることがおわかりいただけたでしょうか。
大口の動きをキャッチする
インターネットが普及するまで、実際に大口がこのように動いているのかは誰も分からなかったのですが、最近は機関投資家のセルサイド・バイサイドの内情を解説する元機関投資家のYouTuberも出てきて、確からしさが証明されつつあります。
例えばレーザーテックの株は1日で数百億円も取引されるわけですから、明らかに個人投資家だけの動きではなくて大口投資家が意図的に動いていますよね。いまだに大口投資家は幻想だとか株価操縦は法令違反とか言う人もいますが、これはルールに則った正当な株取引です。以前もお伝えしましたが、何の材料も無いときに大量売買を仕掛けると株価操縦を疑われますから、大口投資家は決算発表のようなIRをきっかけに仕掛けるわけです。(好決算で株価が下がったり、悪決算なのに株価が上がったり・・・理由が見えてきますよね😈)
ということは、隠し切れない出来高を観察しながら大口の動きをキャッチして、他の個人投資家を出し抜いて大口の動きに乗っかれば皆さんは勝ち組なわけです😊
出来高を分析するツール
出来高を分析する優れたツールはいくつもあります。
一番代表的なものは累積出来高デルタ(CVD: Cumulative Volume Delta)と呼ばれるもので、買いと売りの圧力差を時系列で追跡するテクニカル指標です。
・・・なにそれ😅。ちょっと分かりづらいですよね。以前お勉強したローソク足マスターの記事を思い出してください。買い圧力と売り圧力はローソク足から判定できましたよね。これを使ってその日の出来高を買い圧力分と売り圧力分に分配して、これを一定期間加算していくと、売りが強まっているのか、買いが強まっているのかわかるという理屈です。
CVDを示すインジケータはいくつも公開されていて、TradingViewでは簡単に使うことができます。
ただ、このインジケータは出来高を使っているとはいえ、数値が%で示されるようなものでもないので、どうやって判定するのか難しいんですよね・・・😭
そうです。そこで登場するのがおじさんの名作インジケータ「出来高VCP」です🥸笑。CVDと較べてみましょう。
出来高VCPインジケータのピンクの線が出来高VCPそのもので、黄緑の線が平滑化した遅行線です。これらの指標が急上昇するタイミングが出来高が上昇しているタイミングです。2つの線がクロスオーバー(株価上昇はゴールデンクロス、下落はデッドクロス)する点がエントリー・イグジットポイントになっています。ピンクの線は株価に先行していることがお分かりいただけますでしょうか。(出来高VCPは以前の記事に解説してありますので興味ある方はどうぞ)
上の図は日足ですけど、週足でももちろん使えます。
このインジケータは、
① 株価が本格的に上昇する前に急増する出来高をしっかりキャッチ
② エントリー・イグジットのタイミングを計る
という2つの機能を持っています😉
実は、日経平均のような大きな相場の動きも出来高インジケータ―で掴めます。但し、個別株と違って特定の大口投資家が動かす相場ではありませんから、分析には以前の記事にも紹介しているように大口の動きを分析するための指標を見ましょう。ほぼ毎週、大口動向を分析するための情報をおすそ分けしていますのでそちらもどうぞ。
今回はこの出来高VCPインジケータを読者の皆さんに限定で公開します。登録作業に手間がかかるので先着100名にします(お知り合いの皆さんはこの数に含みませんのでいつでもどうぞ)😘
TradingViewで「Vol_VCP_d」というインジケータを探してください。TradingViewのIDをXのDMで連絡いただければ使用できるように登録します。(TradingViewのメッセージ機能は使っていませんので連絡手段はXのみです。)
以前公開したものから計算精度を高くしてあります。パラメータ設定は日足で設定してありますので、週足では上から「50・13・7」としてみてください。これはおじさんの推奨値なので、皆さんでアレンジしてみてくださいね。
※ 以前はフジコ投資法のページで出来高VCPインジケータ(古いバージョン)のコードを対象者限定せずに配付していましたが、ルール違反をした人がいますので配付を中止しています。無償で全員に配布すると無断流用・配付する人が止められませんのでこのような形になること、ご容赦ください。
例の銘柄でお勉強してみる
株クラでは有名な銘柄のチャートです😏笑 おじさんはこういう銘柄の売買はしませんよ。
出来高が多いエリアが2つありますね(丸囲み)。
左側の丸囲みでは、A地点がエントリーポイントですが少し前から出来高VCPが増加しているのがわかります。株価にはだいぶ先行していますよね。
右側の丸囲みでは、同じように出来高は増えていますが出来高VCPでは株価が下降するサイン(B地点)で買ってはいけないポイントです。
右側の丸囲みで何が起きていたかというと、株価上昇の後半で売り方となって空売りをしている大口投資家がここで利確(買い)をしていたのです。一部の個人投資家は、ここで大きな出来高があったので、つまり大きな買い圧力が来たと勘違いして株価が上昇転換すると思ってしまった結果、買ってしまった人も多かったようです😱 「買い」にはロングだけではなくショートの利確があることをお忘れなく。ショートカバーっていいます。ロングで儲けて(左側の丸囲み)ショートでも儲けた(右側の丸囲み)大口投資家は、ここでこの銘柄から逃げていったということです。出来高からこんなことがわかるわけです。面白いですよね😊
まとめ
出来高の重要性をあらためて説明してみました。
出来高を見てはいるけど株取引に活用しきれていない人は、この機会にぜひ活用してみてください。非常に役に立つのはおじさんが実証済みです。
今回の記念記事でこれを書いたのは、ダーバスの本を久しぶりに読んだこともあるんですけど、Xで流れてくるポストを見ていると出来高を指標として見ている人があまりにも少なくて、フォロワーの皆さんに優位性を獲ってほしいと思ったからです。
ではまた!😊



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