「政治家としての覚悟がない」田中眞紀子元外相が“今の政治”に切り込む!当選同期の高市総理へ厳しい激励も「総理になったのなら命がけで」
■父・田中角栄元総理の“覚悟”を間近で見ていた眞紀子氏
政治家としての覚悟…眞紀子氏が、その覚悟を側で見続けたのが父・田中角栄元総理だ。 「どんな困難な問題があっても、誰かがその仕事を片づけなければいけないんですから、越後人だからどんな困難な仕事でもやり通しますよ」 これは総理就任直後に交わされた当時の亘知事との電話でのやり取りだ。 その言葉通り、就任直後に日中国交正常化を成し遂げると、今度は北方領土問題の解決のために旧ソ連へと向かった田中角栄元総理。 このとき同行し、その覚悟を間近で見ていた眞紀子氏は、その裏側を明かした。 「北方四島の問題、今後ロシアと日本が議論する。俎上に、卓上に乗せるということで分かったねと言ったら、その問題は納得しましたと、四島問題があると『ダー(ロシア語ではいを意味する)』と言ったんだと。それでお父さんは帰って来たんだと。そのひと言を取るまでは帰らなかった」 難しい交渉の末に北方領土問題の存在を認めさせたのだ。
■国民生活どう守る?
一方、現在の総理はというと、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃で中東情勢が悪化する中、3月に日米首脳会談を開催。 イランが事実上封鎖していたホルムズ海峡での協力などを求めていたアメリカに対し、高市総理は「日本の法律の範囲内でできることとできないことがあるので、これについてはきちんと詳細に説明した」と発言していたが、事態の沈静化にはつながらず。 原油価格の高騰が続き、かつてオイルショックを引き起こした第四次中東戦争のときと似た状況となった。 4月6日の参院予算委員会で、立憲民主党の小西洋之議員が田中角栄元総理を例に出して高市総理に問いただした。 「かつて、第四次中東戦争のときに、アメリカ・キッシンジャー国務長官からの圧力を当時の田中角栄総理は跳ね返して、アラブ石油輸出国機構の友好国として石油の確保を行い、国益を守ったというようなことがございます。日本の国益を守るために決然と行動する、そうした決意があるかどうか、田中角栄総理のような決意があるかどうか答弁してください」 この問いに高市総理は「トップレベルの会談も含めて、あらゆる方法について追及している」と述べた。 そして、日本時間の4月8日、アメリカとイランが一時停戦に合意した後、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談を行い、ホルムズ海峡の安全航行を求めたという高市総理。 中東情勢が大きく影響を及ぼしている国民生活をいかに守るのか、日本としての覚悟が求められている。
■「総理になったのなら命がけで」
眞紀子氏は高市総理に厳しい言葉で激励を送った。 「外交行くにも、ただヘラヘラ、アメリカに行ってきました、フランスに行きましたではなくて、目的意識が違って、この国とはこの話をする。それがあって(父の角栄元総理は)行った。私、そういうのばかりずっと見ていたから。生まれついてから父はずっと政治家でしたからね。政治家とはそういうものだと私は思っている。総理にせっかくなったのなら、命がけでなんかしなさいよ」
NST新潟総合テレビ