米ブルームバーグ通信は24日、米国防総省が陸軍第82空挺(くうてい)師団の部隊約2000人に中東への派遣を命じたと報じた。トランプ米政権はイラン側との高官協議を模索する一方、地上作戦も見据えた戦力増強を進めている。
ブルームバーグによると、派遣されるのは南部ノースカロライナ州のフォートブラッグ基地を拠点とする同師団の即応部隊。パラシュートで降下し、飛行場などの重要目標を確保する訓練などを受けている。
イランの主要な石油積み出し拠点であるカーグ島の制圧や、高濃縮ウランを確保する作戦などに投入される可能性があるという。
また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、同師団の展開によって、イランが封鎖するホルムズ海峡の通航を武力で回復させることが可能となり、戦略的に重要なイランの島々や沿岸拠点の掌握も視野に入るとの見方を示した。
米政権は既に、米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)配備の強襲揚陸艦トリポリなどを派遣。沖縄駐留の第31海兵遠征部隊(31MEU)も乗り込み、中東海域へ向かっている。【ワシントン金寿英】
あわせて読みたい
Recommended by