朱野帰子 技術書典20 こ10

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朱野帰子 技術書典20 こ10
@kaerukoakeno
小説家|労働・仕事ジャンルが好き|商業本→「海に降る」「駅物語」「会社を綴る人」「科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました」「対岸の家事」「わたし、定時で帰ります。」|同人誌→「急な売れに備える作家のためのサバイバル読本」「キーボードなんて何でもいいと思ってた」
ひとりオフィスlit.link/kaerukoakeno

朱野帰子 技術書典20 こ10’s posts

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今週末は #技術書典 新刊がでます! 「#小規模企業共済を全力でやってきたけど満足してる」が承認され、販売開始待ちになりました。 フリーランスのみんなー! 小規模共済の話をしませんか? 世界平和を願いつつ積み立てていくぜ、俺たちの退職金を! 4/11(土)発売
近所のマックに、六十代くらいの男性スタッフがいて、ホテルとかで接客業やってたとしか思えないハイクラスの接遇をしてくれるので、そのたびにびっくりするのだけど、ああいうスキル持ち定年退職者、これからは奪い合いになっていくのだろうなってちょっと思った
ワコールのよく眠れるパジャマを買ってみたところ、寝るときは「この生地で長袖は暑いかな」と思うのだけど、ものすごくよく眠れて、朝目覚めたときの多幸感がすごい。これまでは夜間に冷えてたみたい。
私は卒論を小説で出したのだが、指導してくれた教授の感想が「君の文章に私は魅力を感じないが、これより面白くない本がたくさん売られている。学内の文芸誌に掲載しよう」だった。なんだその褒め方…と思ったけど、最初はそのくらいでよいのかも。
ネットがなかった時代、年賀状は一般人が年に一度のクリエイティビティ爆発の場となっており、すごい細かい字でエッセイを書き綴ってくるおじさんや、毎年版画にチャレンジする主婦の人や、とにかく熱量がすごかったのです。
希死念慮と戦っている最中は、哲学や宗教に関する本を手当たり次第に読んだのだが、その中に「死にたいと思う時は変わりたい時なのだ」という言葉があったのが印象に残っている。
ちびまる子ちゃんがノストラダムスの大予言を知って、宿題をやめようとしたときに姉に言われた「あんたねぇ、もし1999年に何も起こらなかったらどうするの? ハズれることだってあるのよ。そしたらあんたただのバカな大人として残りの人生過ごすのよ」という言葉をいつも胸に抱いてる。
小学生の声が変なので休ませたのだが、ドラッグストアで会った近所の人が「もしかして子供の声が変じゃない? うちの子も同じ症状で受診したが溶連菌だった。そこのクリニックは午後まで予約いっぱいなので別のとこに行くといい」と教えてくれ、別のとこに行ったらやはり溶連菌だった。
待合室に婦人画報が置いてあり、風光明媚な景色、美しい宝石や着物、食事を彩るお皿…という感じで心の底から癒された。富裕層の雑誌なのだろうと思ってたけど、家族の介護や看護で美しいものなんか見に行けない年代の主婦の人たちが現実から浮遊するために読むのもあるのかもしれない。
お金がなくて書店で本が買えなくてすみません…なんて読者に言わせるのつらいな。図書館だって税金で本買ってるんだから堂々と利用していいに決まってるし、図書館は大口顧客だし、その印税は私にちゃんと入ってきます。
少し前に話題になってた、鍛えられた体幹でぶつかりおじさんをはねかえしてしまった女性がおすすめしていた筋トレ動画で腹筋鍛えてるけど一日三分くらいやるだけでどんどん筋肉がつく。
書店が閉まっているので、近所の小学生たちに、りぼん、なかよし、ちゃお、などを貸しているのだが「こんな面白い漫画読んだことないです!」と言われた。漫画雑誌を購読するという習慣がないみたい。
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一緒に腹筋割ろうぜ💪
若い人が理不尽や罵声に晒されなくなった。それはいいことで二度とそうあってほしくないのだけど「じゃあ、私がされたことはなんだったのか?」に気付いて、そこから始まる新たな苦しみというものがあるでしょう。そこから脱するのに何年かかったっていいじゃない。
あと、希死念慮のときは変なエネルギーが満ち満ちるので、集中力をともなう単純なクリエイティブな活動したり、運動したりするとよかったりするんだけど、仏像を彫らせるとか、写経をさせるとか、四十四箇所を巡らせるとか、仏教のシステムが「よくできてる〜」って思う。
45歳を過ぎたら「まだイケるつもりなのに戦力外になるつらさ」に苦しむのだろうと思っていたのだが「もうロートルなのに戦力として駆り出されるつらさ」のほうに苦しんでるような気がする。
これ読んで音読を毎晩やってみていて、ほんとにワーキングメモリが回復した感じがある。子育てしてると文語体が口から出てこなくなってしまっていやだったのだけど、難しい文章を音読していると出てくるようになる。
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⭐️るい @読書ログ
@RioKun_hattatsu
これはガチ。高速音読でワーキングメモリが大幅に上昇する。 音読すると背外側前頭前野が鍛えられるんだけど、この部位は選択的注意と注意の持続を司るんだけど、この二つがワーキングメモリに大きく関係している。 x.com/_36do5bu_/stat…
私は履歴書作って付箋でエピソードのブレストして、プロットは21枚くらい書く。連載だとあとから直そうと思っても無理なので、プロットはあらゆる方向から点検して5稿くらい作るかな…。やりすぎ?
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その男性は、前に子連れの私を見たことがあって「目が暗いのが気になっていた」のだそうだ。何回しか会ったことがない、ほとんど他人のことを気にかけていてくれたのだ。頑張ることに白旗を上げて、その人たちの家に行こうと決心した自分のことを私は偉いと思う。あれはほんとに勇気ある行動だった。
図書館やブックオフに読者を奪われているのではない。彼らがなければ読者人口そのものがもっと早く消えていた可能性があると考えた方がいい。「うちはお金がないから本は買えない」という家庭がこれからどんどん出てくると思う。
令和ロマンのしくじり先生を見ていて、クリエイティブにかかわってるけどクリエイティブな能力で採用されたわけではなくてクリエイティブじゃない自分に焦っている会社員の人たちへの風刺がすごいなと思ってて「コンプレックスのあるやつのおもちゃになりたくない」ていうのすごくわかる。
やばいプロデューサーだと見抜けなかった。原作者として適切にふるまえなかった。関係者から傷つけられた。約束を反故にされた。出版社が守ってくれなかった。ファンに申し訳ない。自分を責める作家は多い。でも初めてのメディアミックスは失敗しやすいのだという言葉を贈りたい。みんな言わないだけ。
中園ミホさんが更年期について語っている新聞の記事を友人が送ってくれた。人の言葉の意味を考えすぎ、創作意欲が落ち、仕事を断るっていた(→わかる)ところ、大石静さんに「専門の病院に行きなさい」と言われ、半信半疑で受診してホルモン剤飲んだら翌日には嘘のように回復とのこと。(→わかる)
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だけど、その夫婦は「僕たちが見ているから君の子供は死なない」と言ってくれた。もちろんそれだって絶対ではないけど、他人である彼らに気軽な感じで「うちにおいで」と言ってもらった安心感は測りきれなかった。たったそれだけのことで世界から大事にされていると感じた。
ゲーム好きの編集者さんが鬱のときにソシャゲに過度課金してしまうのあるあるだと言ってて、作業療法としては悪くないし、無害ではあるし、それがなかったら別の行動に走ってたかもだし、治療代と思ってあきらめるしかないと言ってた。
Duolingoが毎日のように「あきちゃった?」「3分時間あるかな?」ってリマインダーを送ってくるんだけど、今日は「リマインダーがあまり役にたってないみたい」という件名でこんなきた
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それを何ヶ月も続けているうちに「私の過失で子供が死ぬ」という強迫観念が強くなって、ツイッターやニュースで「子供を絶対に死なせるな」というような注意喚起をたくさん見て、五分に一回の頻度で子供が死ぬ想像をして、一切の休息がない苦しみから逃げるために死にたいと思ったのだ。
出版業界にはとにかく「教えない」という風土病がはびこっていて、見かねた中堅作家が新人作家にちょっと(商慣習を)教えただけで「二作目が出せました!」「重版しました!」ってことも少なくないのです。
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それまではほんとに「努力が足りない」しか言われなかったのだ。子供の面倒を一時間以上見たことのない人生の先輩から「ドラム式洗濯機で子供が死んでるから毎晩手動でロックしろ」とか「あそこの道路は交通量が多いから事故に遭わせるな」とか言われて、その通りに24時間警戒態勢に入っていた。
夏木マリのプロフェッショナル仕事の流儀、いま無料で見られるんだけどノーメイクでスタッフの分まで朝ごはん作りながら「日々時間を反復してないと(技術の前に人間的に魅力がある人には)なれない」といってたので、やっぱ家事頑張ろうと思った。
有料のスタイリングサービスを受けてみた。「おしゃれになりたいわけではない。保護者会で下の世代のパパママに目を逸らされないよう脱不審者したい。最寄りの駅前のダイニングバーにふらりといってもおかしくないレベルになりたい。普通のちゃんとした大人になりたい」といって選んでもらいました。
今日のおすすめは『人体冷凍 不死販売財団の恐怖 』似非科学の会社に潜入して書かれたルポ。すべて実話。いい人たちばかりで快適な職場なのだが、著者が良心の呵責に耐えきれずに告発しようとするや否や、仲間たちが豹変する様が恐ろしい。ミッドサマーが好きな人におすすめ。amazon.co.jp/dp/4062162024/
公衆衛生の本を読んでたら、精神を病むタイプには自責して鬱になる系と、強い不安に囚われる独裁者系が多いらしい。すべてをコントロールしたいと思うあまり、アンコントロールな未来に耐えられなくなるんだと思うけど、私はまさにそれなので仏教本を読むと落ち着く。
中学生の子育ては野生動物の観察だと言っていた意味がわかってきた。いちいち報告してこないので、あちこちに残された痕跡を見て「ここでアイス食ったな」とか「友達と一緒に宿題する約束に間に合わなそうで慌ててたな」とか「秋が近づいてきて食欲が増しているんだな」とか行動を知る。
若いころ、おじさんたちが子供の写真を待ち受けにしてる意味がわからなかったけど、最近はわかる。「仕事めんどくさい」「無職になったって構わない」とか思ったとき正気に戻るためだ。
レスポにイッセイミヤケに上品なスニーカー……中年女性たちがなぜここに行きつくのか長年謎だったけれど、育児に受験に介護に管理職にと重たいタスクを負わされがちな年代はせめて持つものすべてを軽量化してこれ以上の心の消耗を防ぐのだとわかりました。
中学生のスマホのスクリーンタイムを設定しようと調べていたら、中学生むけの「破る方法 2024年版」という記事が出てきて、さらに親向けの「破られない方法 2024年版」という記事が出てきて、すさまじいスクリーンタイム死守攻防戦がくりひろげられてきたことがわかった。
新人賞とった新人に会社辞めるなというのはアドバイスとしてわかるんだけど、だったら新人賞の応募要項にデビューしても育成サポートはほぼないし、半年働いて一冊書いていただいても百万円お支払いできるかどうかわかりませんし二冊目の依頼もしないかもって書いておくべきだと思う。
ちょっと前に書店のレジで小さいがま口から百円を一枚ずつ出して鬼滅を買っている女の子を見かけた。小学生には大金よね。親戚にもらったのかな? 図書カードも足してようやく買えてホッとしていた。それを見守る書店員さんの優しげな顔といったら…
『夜と霧』で収容所から出てきた人たちが、社会に馴染むことが難しかったり、ふるわれてきた暴力を自分のなかに抑えこむのが大変だったり、でも収容所に入らずにすんだ人たちにはその苦しみをまったく理解されなかった、という話を思い出した。
『百年の孤独』めちゃくちゃおもしろくて、数ページ読んだだけで、この数ヶ月抱えていた「生きるの虚しい」っていう気持ちがなくなって、原稿もいきなり進みはじめたんだけどなんだこれ…危ないクスリなのかな…
進研ゼミをやってる小四が、国語には手をつけないのでどうしたのかと聞いたら「国語の問題は学校の授業でみんなの意見を聞くなどしながら考えたいからこうして先取りで出てきてしまうとこまる」と言っていた。国語をそんな真剣にやっていたとは…
わたし、しんかい6500のパイロットの小説も過去に書いているのだけど、深度計が6500mを数mオーバーしただけで(冗長性を持たせているにもかかわらず)海上保安庁に怒られるんだよね。そして耐圧殻がどのくらいの水圧で圧壊するかは何度も試験して作られている。
強い不安に囚われるタイプは、ずーーーーーーーーっと(この世のあらゆる不安について)考えているため、一つのことを突き詰めて考える能力が爆上がりするらしい。ただ死ぬまで不安らしい。
田辺聖子の最愛の夫を看取るまでの日記を読んで、ありのままの感情をさらけ出されたショックで深くうなだれていたら、あとがきに林真理子が「でも手練れの小説家の日記だからね」という意味のことを書いてて、怖い…小説家怖い…と思いました
実はよく理解できてなかった年金制度についての解説記事。国民年金はもらえたとしても少ないので、フリーランスは売れても生活レベルを上げるのは我慢して、iDeCo全力か、持ち家の頭金貯める、のいずれかのコマンドを先に選ぶことをおすすめしたい…まじで…
希死念慮になったとき、卵を食べたほうがいいと本で読んで、それから毎朝卵を二つ食べてる。弱ってると朝ごはんを作れないので当時は毎朝デニーズのモーニングを食べてた。デニーズそこそこ高いので(そればっかだな)そのまま仕事してた。
原因を勝手に決めている人がいるけど、どれか一つのストレスがトリガーではなくストレスが無限に加算されていき、その総量を本人しか把握できていないことが問題なのだとメディアミックス後に書けなくなった私は思う。メディアミックスさなかの作家はそもそもリスクが高い。
いまをときめく作家さんたちに「おもしろいから!小説家小説書くなら読め!」といわれてなんとか入手した氷室冴子の『少女小説家は死なない!」がほんとにおもしろくてこのままだと眠れない勢い。これがコバルト小説かあ………!!!!
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自分の意見を言った後に、別の視点を教えてもらって「恥ずかしいこと言ったな」と思ったりもするけど、意見を言わなかったらこれからも知らないまま生きていたわけで、恥をかいていくしかない