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相手の話を聞きながら +α

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ポケモンチャンピオンズが出ましたね。

ポケモンチャンピオンズとは、ポケモンの(対人)対戦に特化したゲームです。
ポケモンの「本編」と呼ばれるゲームシリーズ(赤緑とか、ルビーサファイアとか)には、1つのソフトの中に「ストーリー攻略」「図鑑収集」「育成」「対戦」「旅」「料理」「写真」「縛りプレイ」など実にいろんな楽しみが詰まっているのですが、その中でも「対人戦」だけを抜き出したゲームとなっています。

私は本編に関してでいうと、初代の赤緑がたまたま世代ど真ん中だったのもあって1人でやりこんで、以来休止期間もありつつそこそこずっとやってきました。
しかし、対人戦はまったくやっていなかった人です。なので自分のゲーム体験だけでいうとオマケもオマケ。

ポケモンはYouTubeやニコニコ動画で実況プレイが盛んなゲームでもあって、ポケモン対戦の実況動画は結構観ています。これが非常に面白い。

ターン制のゲームなので、瞬発力よりも「事前に練る力」、準備力的なものがモノを言う割合が高い。しかも意外と、「どう考えてもこれ使った方が良い」という決定版的なプランもない。敢えて極端に言えば、1,000種類以上いるポケモンのうちかなりの割合が、丁寧な準備と考察をすればそれなりに活躍することが不可能ではない。
他方で、プレイング(ポケモン界隈では「立ち回り」という)による差もちゃんと出る。マッチングした時点で勝敗が決まることはほぼない。つまり「めっちゃ準備するじゃんけん」という感じでもないため、バトル内容に臨場感がちゃんとある。
そして、各プレイヤーの思考のクセや練度も結構反映されやすい。覚える技・持ち物・特性・ポイント配分、これらの組み合わせや補完など、変数がものすごく多いので、組み合わせがほぼ無限。トップランカーたちがみんな同じようなパーティ(ポケモン界隈では「構築」という)という感じでもなくて、そこそこ「自分色」を出した組み合わせにできる。攻撃重視/守り重視、とか、慎重派/果敢派、好きなポケモンを活躍させたい、一発逆転したい、相手をだましたい、などなど、クセやコンセプトが無数にある。ゆえに、対戦を眺めているだけで実況者のキャラクターもそこそこわかるため、だんだん親しみが湧いてくる。
さらにターン制なので「忙しくて喋れない」という状況にもなりづらく、結構ペラペラしゃべってくれる。戦略とか、予想とか、文句とか。飽きがこない実況になりやすい。

これらが掛け合わさって、なかなか面白い。観るモノとして面白い。
スポーツにちょっと近いかもしれない。観る分にはめっちゃ面白いけど、あまりにも練度が高すぎそうなので「自分でやる」のは無理かなっていう距離感。それがポケモン対戦。

そんなポケモン対戦に特化したゲームが出て、良い機会かなと思って始めてみました。ほぼ人生初の対人戦。
面白い。思っていたより面白かった。

全然難しいし、思ってた以上にうまくやれないんだけど、でも自分も「界隈」の隅っこにいるようになったというワクワクの方が遥かに大きい。
小さい時からずっとテレビで野球を見ていた少年が初めてグローブを触った瞬間、みたいな一瞬の全能感が、そこそこ長い時間続いている感覚。
初心者でもわかりやすいと思う。とりあえず6匹もらえるので、それで普通に対人戦をいきなりやってみちゃって別に良い。ランクが細かく分かれてるので、最初の方のランクなんかみんな手探り状態だし。よくわからないうちにガチャガチャ適当にわざ選択してるうちに面白いって思ってもらえるんじゃないかと思う。
私の場合、とりあえず少し対戦してみて、勝てなくて、「こういうワザがないと困るな」という感想を持って、そのワザを覚えさせて、また対戦して、ちょっと勝てて、でもやっぱ勝てなくて、「こういうポケモンも入れた方が良いな」という感想を持って、ポケモンを1匹入れ替えて、また対戦して……というのをチマチマやっているうちに段々とパーティが組みあがっていった。それでもまだ全然勝てないんだけど。

勝ち負けと「美学」の折り合いの付け方も人それぞれなのが面白いところで、私は「他は取り替えても良いけど、このポケモンだけは何とかパーティに残したい…」という子が1匹いるので、そこが矜持ラインになっている。

単に万人向けの最適解へと歩いていくゲームではなくて、自分なりのゴールを持っていて別に良い、というゲーム(だと思う)。

というわけで、めちゃめちゃ面白いゲームなので、興味ある人はぜひダウンロードしていただきたいです。
まだニンテンドースイッチでしか遊べないんですが、夏にはスマホアプリがリリースされるらしい。そうなったらいよいよだ。

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「ポケモンバトルをすべての人へ。」というキャッチフレーズ、微妙なベンチャー企業が掲げる「ビジョン」みたいな言い回しで面白かった。

解説:
「〇〇[自社の商品]をすべての人へ。」というビジョンは、ただ世界中の人に商品を売りつけたいという経営的野心の発露であって、ビジョンとかではない気がするんだが、なんかそういうフレーズのビジョン言ってる会社多いよなあ、面白いなあ、と日頃からうっすら思っているため、筆者は当該フレーズに遭遇した時に「面白い」という感情を覚えやすい。


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