親戚訪問

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帰省2日目。午後は野球部の飲み会があったのだが、午前中が空いていたため親戚の家に行くことに。母に聞いたところ、祖母がこの前会った時よりも認知症が悪化していると言われた。この前は、去年のお盆の時期に顔を出したのだが、まだ僕のことは覚えていて、まともに会話もでき忘れているとしたら、お金の管理ぐらいであった。正直、元気な頃を知っている自分からしたら、そんな姿は見たくない。だが、人間みな年老いていく生き物であるから、受け継いでいく生き物であるから、元気なうちに会っておきたいと思っている。

父型の祖父母は既に亡くなり、母型の祖父も亡くなり自分にとっての祖父母は母型の祖母のみとなった。関東の大学に進学し、一人暮らしを始めてから、今までと比べてより母型の祖母に会いにいく機会が減った。母型の祖母は母の弟の家に住んでいて、自分の実家から少し離れたところに暮らしている。帰省しても会いに行けないということもざらにある。

家に着くと、祖母はベッドで寝ていた。お線香をあげて、お茶を飲むことに。出発するのが遅かったため、2時間程度の滞在しかできない。認知症が進む前から、よく話す祖母だったため、一人でよく話し始めるのは変わっていなかった。だけどもう僕のことは忘れていて、娘である母の名前でさえ覚えているのが難しいくらいだ。認知症の人としっかりと話すのは人生で初めてかもしれない。正直、話してる内容もあっちこっちの話がめちゃくちゃでよくわからない部分がたくさんあった。それでも、自分の生まれた時の頃の話や、旦那の話はしっかりと覚えていて、記憶にしっかり残るものはあるんだなと不思議に思った。

週二回デイサービスに通い、たまにくる同級生と家でお茶をする。その他は食べて寝る。そんな生活を送っているらしい。友達がボケても来てくれる友達。お茶の一杯飲みに来てくれる友達。昨日のことも忘れてしまうけれど話してくれる友達。すごいなって思った。持つべきものは仲間。まさにそうだ。そこまでの関係になる友人はいるだろうか。誰がどうなるかなんて全くわからない。自分が同じようにボケたら、今周りにいる友達は来てくれるだろうか。どんなことでも助けあって行かなくてはならない。

短い間だったけど、会って話せて良かった。きっと忘れてしまうけど、自分の中では大きな出来事であったに違いない。今度会う時は就職決めてくるから。それまで元気でいてね。


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