建築費が高騰する中、松戸市で200床の病院を新築中です。
もう杭の一本までコストを削り、無駄を削り、使いやすさを失うことはなくイニシャルコストを下げることに命をかけました。おそらく日本でもかなり低コストな200床病院だと思います。とはいえ、そもそも最初は50億円以上の見積もりで.そこからなんら機能は落としてないので50億クラスの病院と機能的には大差ない。結局、流通と仕入れを詰めて、徹底的に叩いただけです。
今は医療費がどんどん厳しくなる一方で、建築費は高騰し、金利もじわじわ上がっている。こんな環境で普通に病院を新築したら、返済で詰んで倒産する未来は明白です、ら私立で建築にコストをかけることは罪悪です。生きているうちに返せません。どうなるかわからない子供や後継者に借金を背負わせてはダメです。
200床なら、普通は50億円を下回るのも難しい。100億円とかじゃないでしょうか?
それなのに、世の中には100床で100億円かけた病院もあるらしい。100床で100億円。正直、自己満足の塊みたいな病院にしか見えません。ああいうのは、かなり危ないと思います。多分院長室にシャンデリアでもあるんでしょう笑。マジで自己満足の気持ち悪い病院なんでしょう。
医療はもちろん大事です。
でも、病院では経営の方がもっと大事です。
どれだけ立派な医療を掲げても、潰れて消えたら終わりだからです。実際、そこそこ良い医療をやっていても、経営が回らず消えていく病院はいくらでもある。
低レベルの医療は論外です。
ただ、しっかりした医療を掲げる病院ほど経営が悪いことがあるのは、結局、医師が医療はできても経営はできないことが多いからでしょう。
とはいえ、医師以外に保険診療を握らせると、今度は利益を追いすぎて、話題になったホスピス施設の問題のような歪みが出る。
病院経営は本当に難しいです。
正直、幸せなのは小さなクリニック経営かもしれません。
クリニックを一個どころか50個作っても、誰も名経営者とは言ってくれないでしょう。
でも患者さんには喜ばれる。
病院経営より、そっちの方がずっと幸せなのかもしれません。
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