法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

マクドナルドの『機動戦士ガンダム』コラボに古谷徹が出演した話題で、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』の最終回で予想以上に落胆したことを思い出す

 まずマクドナルドのコラボCMに対して、アニメ!アニメ!が歓迎をつたえる宣伝的な記事を書き、FLASHがスキャンダルにふれる記事を書いていた。
「マクド、行きまーす!」ガンダムがマクドナルドにくるか…!? 公式X予告に「キ、キターーー!!」「見せてもらおうか、マックの美味しさとやらを」と歓喜の声 | アニメ!アニメ!

投稿には、担当した声優名も公開。「声の出演 古谷徹 池田秀一 早見沙織」とポストされた。

突然の告知に、Xでは「ガンダぁああああああああむ!!!!!」「マジすか……!?!?超楽しみなんですけど……!!」「これって、、、、、、まさか!!!!!!!!!!!」「色々あったけど、オタクとしてやっぱり古谷徹さんの声が聞けるのは嬉しい」といったコメントが寄せられている。

アムロ声優・古谷徹がマクドナルドのコラボ動画に出演も“不倫、中絶、DV”報道の過去知るファンから集まる拒否感 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]

しかし、アムロの声に古谷が起用されたことへの苦言が多数、寄せられたのだ。

《食欲が落ちる》

《ガンダム台無しにした人をいつまで使うんだろう》

 アムロの声といえば古谷が浮かぶものの、彼の好感度は落ちたままだ。

 リアルタイム検索を見ると、どうやら国外で否定的な反発が先に強く出て、日本国内の歓迎と衝突が起きているらしい気配もある。


 さて昨年の話題作『ジークアクス』自体は、最終回以前に期待していたより主人公の少女マチュが奔放でなく、架空戦記らしいわずかな改変からの大きな変化に巧妙さを感じなかったので、あまり感心できなくなっていた。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 』第9話、その場所にとどまり盾になろうとする女性を、せめて主人公がガンダムで無理やり連れ去っていれば、もう少し好きになれたかもしれない - 法華狼の日記
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 』を見ていて、朝目新聞みたいなアニメだなー……と思った - 法華狼の日記
 しかし最終回の最後の最後、歴史を背負った重々しい立場として、本来の主人公アムロ・レイとして旧作から演じてきた古谷徹の声がいきなり流れたことに、まだ落胆する余地があるのかと思ってしまった。
 先にライバル的なキャラクターのシャア・アズナブルは、時間改変と変装のあわせわざで、新祐樹という若手声優に複数エピソードにわたって担当させることができていた。旧作ファンからの反発が少ない話題作として、アムロ・レイを担当する新たな声優を担当させる良い機会になるのではないかと、作品そのものの評価とは別に少し期待していた。
 たとえば、マチュとライバルのニャアンが、ともに憧れをいだいていたメインキャラクターの少年シュウジ・イトウこそが、時間改変により軍隊には入らなかったアムロ・レイであり、敵対勢力出身者という過去を隠すため髪を染めたりしていたという真相を用意すれば、ずっと自然に円満交代を演出できたのではないか、と当時から思っていた。


 注目作だった当時、けっこうな視聴者が素直に歓迎し、嫌悪感を示す反応が埋もれていたことも、悪い意味で記憶に残っている。
古谷徹、ガンダム新作<ジークアクス>出演で話題「声が聴けてよかった」 池田秀一・潘恵子と初代キャスト集結 | オリコンニュース(ORICON NEWS)

ネット上では「エンデュミオンユニット!?ジークアクスの声が古谷徹さん!?どういうことなんだ…!?」「令和最新作のガンダムのキャスト一覧でガンダム声優御三家の並びが実現する奇跡」「古谷徹さんを起用したの最高です」「古谷さんの声があっただけでも、うんそれでいい」「憧れの潘恵子さんと池田秀一さんと古谷徹さんの声が聴けてよかった」などと反応し、深夜にも関わらずXでは「古谷さん」のワードがトレンド入りした。

 もちろん批判も少なくなかったが、2022年に演劇や邦画で露見したさまざまな性加害やハラスメントに妥当な嫌悪と批判を表明していた人々はどこにいったのだろうか、とも思ったものだ。
ハラスメントが演劇や映画界で告発されつづけていることに対して、「特撮とかアニメ」を切断処理する意見が賛同されていて驚く - 法華狼の日記
 念のため、古谷の問題は単純に「不倫」だけであるかのような印象で語られているが、暴行して中絶を求めていたことも当時に報じられている。
【名探偵コナンの人気キャラクター安室透の声で……】レジェンド声優・古谷徹(70)との4年半の不倫、妊娠中絶、暴行騒動を37歳下ファン女性と古谷自身が告白 | 文春オンライン
 どちらかといえば、報道に対して一定の事実を認めて降板を受けいれたことが、他の同時期の芸能人による性加害報道などと比べて救いだと感じられた。