Switch 2発売で“任天堂以外”タイトル売上が大幅増加か ゲームメーカーに追い風=英調査
「Nintendo Switch 2」の発売により、初代機含むNintendo Switch全体のサードパーティーゲーム(=任天堂以外のメーカータイトル)の売上が前年比76%押し上げられたことが調査会社Ampere Analysisの取りまとめにより明らかになった。 同所推定によると、2025年第2四半期から第4四半期にかけてのサードパーティー製フルゲームの売上は23億ドルに達し、2024年の同期間の13億ドルから大幅に増加した。 【画像】メーカー別売上推定〈表〉 従来より、任天堂のゲーム機は任天堂開発タイトルをプレイするために購入されることが多く、サードパーティーのパブリッシャーにとっての機会はソニーのPlayStationに比べて限られていたが、同所はそうした状況も変化していると指摘する。 初代Switchは発売から8年が経ち、2025年までに1億5400万台を販売しており、Switch 2は新たな顧客層にリーチしようとするパブリッシャーからより強く注目されている。また技術性能の大幅な底上げにより、ソニーのPlayStation 5やマイクロソフトのXbox Seriesでゲームを展開するパブリッシャーにとって、マルチプラットフォーム展開の選択肢としてより現実的なものとなっている。 同時に、PlayStation 5とXbox Series合計のアクティブインストールベースは前世代より約1500万台少なく、この13%の減少がパブリッシャーのプラットフォーム戦略におけるSwitch 2の重要性を高めているとも推察した。 同所調査ではパブリッシャー別シェアも一部開示しており、Warner Bros. Gamesは売上額ベースで首位に立ち、総売上額の4%を占めた。「ホグワーツ・レガシー」が傑出したタイトルとなり、LEGOタイトル群堅調な成績を収めたといい、以降はバンダイナムコも2位につけている。 一方で収益成長は平均販売価格(ASP)の大幅な上昇によって牽引されているとも指摘されている。 これらの結果について同所はサードパーティーパブリッシャーにとって好ましいものとしつつも、「Switch 2において任天堂自社タイトルと他社パブリッシャーのタイトルとの商業的バランスが劇的に変化したという明確な証拠はまだない」ともことわっている。
山本晃平=初出・掲載元:オタク総研(0115765.com)