「流れ良くない」辺野古転覆で出馬表明延期の玉城デニー氏陣営、9月知事選への影響懸念

転覆事故発生直後、取材に応じた沖縄県の玉城デニー知事=3月16日、県庁(大竹直樹撮影)

沖縄県では9月、任期満了に伴う知事選が行われるが、名護市辺野古沖で平和学習中の船2隻が転覆し同志社国際高(京都府)の生徒らが死亡した事故を受けて玉城デニー知事は3月28日に予定していた3選出馬表明を今月下旬に延期した。

転覆した2隻を運航する「ヘリ基地反対協議会」と米軍普天間飛行場の辺野古移設反対で連携する「オール沖縄」勢力の関係者は「(同勢力の連敗が続く)選挙結果からつながっていて流れとしては良くない」と懸念する。

亡くなった女子生徒が乗っていた「平和丸」を巡っては、令和5年12月に行われた移設反対を訴える海上抗議活動で「デニー知事と共に頑張る」と書かれた垂れ幕が掲げられていたことも確認されている。オール沖縄関係者は「事故が(玉城)知事の心配事の一つになっているだろう」と推察する。

知事選では辺野古移設に容認の姿勢を示す元那覇市副市長の古謝玄太氏も出馬を表明。玉城氏との事実上の一騎打ちになるとみられている。

玉城デニー氏、4月下旬に出馬表明へ 沖縄県知事選

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