2028年大河ドラマ「ジョン万」 主演・山﨑賢人さん

大河ドラマ第67作は、
日本史上 唯一無二の大冒険!

主人公は 「ジョン万次郎」こと 中濱万次郎(なかはま まんじろう)
歴史に名が残るはずなどなかった貧しき漁師
だが漂流の悲劇の末 救出されてアメリカに渡り
日本を救う“知と技”を得た一流の船乗りとなる
異国の友は 彼を John Mung(ジョン マン) と呼んだ―

19世紀の日米と太平洋を舞台に
命がけのサバイバルの連続と遥(はる)かなる再会のロマンを描く
“漂流者”となった庶民の 一大感動巨編!

 

2028年大河ドラマ「ジョン万」 主演・山﨑賢人さん

主演:山﨑賢人
中濱万次郎 役

<プロフィール>
1994年9月7日生まれ。2010年に俳優デビュー。2015年上半期「まれ」で連続テレビ小説初出演。近年の主な主演作品【映画】『キングダム』シリーズ(19~26)、『劇場』(20)、『陰陽師0』(24)、『ゴールデンカムイ』シリーズ(24~26)『アンダーニンジャ』(25)【ドラマ】「今際の国のアリス」シリーズ(20~25)など。『キングダム大将軍の帰還』(24)では第48回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、ニューヨーク・アジアン映画祭で日本人初となる“The Best from the East Award”を受賞。幅広い役柄で主演を務める。大河ドラマは初出演。

 

 

作:藤本有紀

<執筆によせて>
いつかこの人のことを書くかもしれない、と思う瞬間があります。日常の中でふれた本の1ページ、映画の1シーン、たわいない会話のひとこと。どこかで出会って、でも追いかけることはしない。ただ心の中に存在し続けて、そのときを待ってくれている。ジョン万次郎さんは私にとって、まさにそんな人でした。
彼を知っている人は、その名前を聞いただけでわくわくすると思います。彼を知らない人も、その名前を聞いただけでわくわくすると思います。ジョン万次郎。その名前がすでに物語っています。彼の人生がいかに数奇で波瀾万丈だったか。彼がいかに大胆かつ繊細にその波を乗りこなしていたか。彼がいかに幕末の日本において稀有な存在であったか。
海、船、鯨、英語、アメリカ。万次郎さんを取り巻く言葉からは、突き抜けるような明るさ、雄大さ、ロマンと冒険が感じられます。その一方で、漂流、飢餓、差別、死罪、暗殺といった不穏な単語にもつきまとわれており、常に緊張を強いられていた彼の立場が窺えます。そんな起伏の激しい人生を軽やかに生き抜いた万次郎さん。その知恵と胆力がいかにして培われ、役立てられたのかをひとつひとつ紐解き、ときに思い切って飛躍させながら、物語ってゆきたいと思っています。
大河ドラマを書くことは、まさに大海原に漕ぎ出すようなものです。初めは航海図も羅針盤もありません。ただ書くという決意だけを携えて乗船し、おそるおそる出航します。あっという間に陸地は見えなくなり、目的地まで進航し続けるしかないのだと思い知ります。けれど不安はありません。この船には優秀な船長と、頼りになるたくさんの航海士たちが乗っています。そしてこの船は幸運にも、山﨑賢人さんという光り輝く星を見つけることができました。ジョン万次郎を心に宿した山﨑さんは、冬の夜空に燦然ときらめいて航海の指標となるオリオン座のように、大河ドラマ『ジョン万』号の冒険を導いてくださることでしょう。
ジョン万次郎のことを書くときが来ました。どうかみなさんの心に届きますように。

<プロフィール>
主なテレビドラマ作品に連続テレビ小説『ちりとてちん』(2007-2008)土曜時代劇『咲くやこの花』(2010)大河ドラマ『平清盛』(2012)土曜ドラマ『夫婦善哉』(2013)木曜時代劇『ちかえもん』(2016)スーパープレミアムドラマ『漱石悶々』(2016)土曜時代ドラマ『みをつくし料理帖』(2017/2019)8Kスペシャルドラマ『浮世の画家』(2019)連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021-2022)ドラマ『雪国-SNOW COUNTRY-』(2022)など。2016年に第34回向田邦子賞を受賞。2022年に第111回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞、第48回放送文化基金賞脚本賞、東京ドラマアウォード2022脚本賞、第73回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。大河ドラマは今作が2作目となる。

 


 

◇物語

1840年、ぜい弱な日本の船が、おびただしい数の漂流者を生み出していた頃。土佐の貧しい少年だった万次郎は、母と離れ、先輩漁師と初めての遠洋漁へ出る。それは彼の運命を変える旅の始まりだった―。
生きるか死ぬかの格闘の末に、万次郎たちはアメリカの捕鯨船「ジョン・ハウランド号」に救出される。初めて触れる英語、荒々しい異国の船乗りたち、富を生む捕鯨の仕事。万次郎は好奇心を膨らませる。鎖国の国に万が一帰れたとしても死罪かもしれない。ならば、生きて、もっと何かを知りたい。そうして、ホイットフィールド船長の誘いを受けて、アメリカへ単身渡る決意をする。
産業革命真っただ中のアメリカ。船長の支援で学校に通い、友情に、恋に、青春を駆け抜ける万次郎。人種差別に遭いながらも、腕があれば認められる世界を知っていく。そして彼は、皆が認める船乗りへ―。
しかし、次第に耳に入る日本の悪評。自分が生きている意味は何かを考え、万次郎は再び決意する。
「帰ろう」。母に再会するために、自分の人生をひらいた“知と技”を日本に伝えるために。
いつか船長に恩を返すと心に決めて、万次郎は荒波だらけの人生の冒険を突き進んで行く―。

 

 

◇制作にあたって  制作統括 家冨未央

「自分は今、どこにいるのか」。漂流した時から、万次郎さんはその問いに常に向き合ってきたのではないでしょうか。地球で最も広い海の上を、どこにいるかわからない鯨を追いながら、3年近くも航海して港に帰るのは驚異的な技術です。名もなき庶民が途方もない努力の末に「位置を知る」技を得て、迷わずに大海を進んで行ける感覚に出会った…私はそこに壮大なロマンを感じました。
万次郎さんは、過去に多くの人によって小説やテレビ、歌舞伎で描かれてきましたが、一般的なイメージは、「名前が不思議な人」「英語が話せる人」にとどまり、謎に包まれたものかもしれません。そして、あれだけ歴史的な現場や偉人たちのそばに居た可能性があるのに、残る彼の言葉は控えめです。漁師の出の身分では言葉を残せなかった、あるいは残すと命が危なかったのかもしれません。一方で、万次郎さんは「数字」を書き残しています。細かく書かれた数字の羅列や計算。「自分は今、どこにいるのか」を残した航海の足跡なのではと思われます。私には、それは彼が生き抜いた証しにも思えました。
英語名の「ジョン」、日本語名の「万」の、二つの名前を一つに込めた大河ドラマ「ジョン万」。日米をまたぐ人生の荒波を生き抜いた万次郎さんを、脚本家の藤本有紀さんが描き、俳優の山﨑賢人さんが演じてくださることは「最高の冒険だ」とワクワクしています。見てくださる全ての世代の方の胸を熱くさせるようなドラマを、誰かの人生の「羅針盤」になるようなドラマを、心を込めて届けたいと思います。

 


 

2028年大河ドラマ 「ジョン万」

【放送予定】
2028年1月~

【制作スケジュール】
2027年 初夏 クランクイン予定

【作】
藤本有紀

【制作統括】
家冨未央

【プロデューサー】
二見大輔

【演出】
保坂慶太 泉並敬眞 石川慶

 

 

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