ディスカウントストアを全国に展開する「ダイレックス」(佐賀市高木瀬町、五味肇社長)が、福岡市内に本社を移転することが8日分かった。博多区住吉に新設する店舗の上階に本社を構える。移転の理由として、人材確保や利便性などを挙げており、社屋が完成予定の11月以降、順次機能を移転させるという。
同社によると、現在の社屋は最寄りのJR佐賀駅から約3キロと離れており、取引先が来訪する際など不便な面が大きかった。また、事業拡大に伴う従業員の増加で社屋が手狭になり、商談スペースの確保にも苦慮していた。
ダイレックスの本社。11月以降、福岡市博多区に移転する=佐賀市高木瀬町
ダイレックス高木瀬店と同じ敷地の南側にある本社(右端)=佐賀市
ディスカウントストアを全国に展開する「ダイレックス」(佐賀市高木瀬町、五味肇社長)が、福岡市内に本社を移転することが8日分かった。博多区住吉に新設する店舗の上階に本社を構える。移転の理由として、人材確保や利便性などを挙げており、社屋が完成予定の11月以降、順次機能を移転させるという。
同社によると、現在の社屋は最寄りのJR佐賀駅から約3キロと離れており、取引先が来訪する際など不便な面が大きかった。また、事業拡大に伴う従業員の増加で社屋が手狭になり、商談スペースの確保にも苦慮していた。
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近年は小売業を含め各業界で人手不足が深刻化する中、人材確保に苦心することが多かったといい、同社は「全国で採用活動を進める中、学生に本社が佐賀だと告げると、あまりイメージできないような反応があった。店舗拡大には多くの人材が必要で、(福岡市への本社移転は)採用の面でも利点になる」と話す。
新社屋は、JR博多駅から徒歩10分ほどの博多区住吉5丁目。敷地面積は5363平方メートルで、鉄骨造り4階建ての建物に、1階に「ダイレックス博多住吉店」を構え、本社は3、4階に入る。11月上旬の完成を予定している。
同社は、1988年設立のサガカメラが源流。サンクスジャパンに商号変更後、2007年に経営陣による自社買収(MBO)を実施、その後、ダイレックスがサンクスジャパンを吸収合併、09年にドラッグストア大手サンドラッグの子会社となった。全国に439店舗を展開しており、社員は1784人、パート1万451人(25年3月末)。25年3月期の売上高は約3422億6700万円。
本社(本店)が立地する自治体には法人税などの税収が入ってくるが、今回の本社移転で県や佐賀市の税収に影響が出るとみられる。サンドラッグの25年3月期の決算資料によると、24年度のディスカウントストア事業(ダイレックス)の法人税等は約54億円となっている。(福本真理)