【真相】内藤哲也「UNPASO」倒産騒動、東スポ“X氏黒幕記事”に反論。予告もなく解雇…「不適切な行動」はどっちだ
内藤哲也は何を考えているのか?株式会社UNPASO倒産騒動の真相!《後編》
■ビザの取得云々は海外遠征には関係ない
東スポ記事には、他にもミスリードな箇所がある。
《X氏が提供した、ビザに関する情報に重大な誤りがあったことが発覚~ドイツ遠征を断念せざるを得なくなってしまったという》
X氏に手続き上の不備があったためビザが取得できず、ドイツ遠征が飛んでしまったと読める。しかし、である。そもそもビザは遠征の中止理由にならないのだ。
欧州マットには、スポット参戦の選手には就労ビザなしでも試合をさせるという独特の商慣習があった。短期滞在であり、EU圏内やイギリスに移住するわけではないレスラーにいちいちビザを求めていたらキリがない。当局が彼らを逮捕・拘束することもない。
C氏と内藤はこうした商慣習を知らずに、X氏を追放する方便としてビザのことを持ち出し、岡本記者に吹き込んだのだろう。
また、内藤と彼の弟子であるRYUSEIは今年1月にイタリアで試合をしているが、これは事前に就労ビザを取得したのだろうか。EU圏内の就労ビザは通常申請してから発給まで1ヶ月から3ヶ月ほど、書類準備を含めると3ヶ月から半年くらいは待たされる。
今回のビザの問題が起きてから、イタリアで試合をするまで2ヶ月半。そんなに短期間でビザの問題が解決したのならば、相当の手腕を持つ人物が内藤の近くにいるはずだ。しかし内藤の現状を見ているとそうは思えない。4月以降、EUで内藤とBUSHIの試合がないことが証拠の一つになるであろう。
記事の「X氏の不適切な行動は複数確認された」という箇所にも反論したい。具体的に書かれていないが、何が不適切な行動だったというのか。
C氏は「プロレスラーにそんなことをやらせるのはおかしい」とUNPASOでフードサービス事業をすすめていたことをもってX氏に噛みついたということだが、それは内藤がプロレスラーを引退した後、実業家として活動してほしいという願いがあった。
プロレスファンならご存じのように、内藤は膝と目に大きな傷を抱えている。この傷は内藤のプロレスラー人生にも大きな影響を与えたようで、X氏に引退後に何をしようか相談していたそうだ。
前編のおさらいだが、株式会社UNPASOの中には、フードサービス事業部門が設立されていた。フードサービス事業のことはもちろん内藤も承諾済みで、X氏の事業パートナーであるY氏を事業本部長に据え、直営店の開店に向けて準備を続けていた。運営部門にも人が集まってきていた。