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 年金暮らしの60〜70代も買春している

実際、逮捕された2名以外にも、複数の日本人がこの村を頻繁に訪れていた。村内の宿泊施設を取材した際、前述のコミュニティ内で悪質な小児性愛者として知られる別の日本人男性の写真を見せると、関係者はこう証言した。

「この男は長期滞在しながら、いつも12〜13歳くらいの女の子を3〜4人部屋に連れ込んでいた。4ヵ月ほど前に『しばらく帰らない。1年後くらいに帰ってくるから』って言い残して出て行ったよ」

ラオスに長期滞在して少女買春をしている日本人の職業はさまざまだが、定年退職した年金暮らしの60〜70代か、投資や仮想通貨で財を築き、時間とカネを持て余しているタイプが多かった。

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最後に私は、現地の「置屋」へ向かった。少女たちはこの場所で待機し、村内の宿泊施設に派遣されていたという。置屋には同行していたテレビメディアの男性ディレクターが入り、内部を撮影した。

薄暗い部屋のなかにいたのは、まだあどけない顔をした少女ら……。置屋の管理者は18歳だというが、見た目はそれよりずっと若い。最近はラオス国内で未成年売春の取り締まりが厳しくなっており、未成年を働かせていると置屋側にも多額の罰金を科されるため、少女の年齢を偽ることもあるとされる。

少女らはうつろな目でスマホを眺めながら、床に無気力に横たわっていた。本来であれば、友人と遊んだり、学校で勉強したりしているはずの年齢だろう。

村で働く少女たち
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彼女らはミニバンに乗せられ、宿泊施設に送られることもあるという。最初に訪れたホテルで男たちが警戒した目でこちらを凝視していたのも、少女らが車で到着する瞬間を見られるのを恐れていたからだったのかもしれない。

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