これは「アジア版エプスタイン事件」だ…「日本のお客さんもよく来ますよ」ラオスの児童買春村に潜入取材

都市部での摘発が強化された結果、小児性愛者たちは地方へと逃れた―ラオスの長閑な農村で日本人が行っていた少女への卑劣な行為とは。

 ラオスの村で蔓延る児童買春

「ラオスの村で日本人が児童買春をして逮捕された」

私のもとにそんな情報が舞い込んできたのは、今年2月下旬のことだった。テレビメディアのディレクターとラオスの首都ビエンチャンで別件の取材をしていたところ、在留邦人から情報が寄せられたのだ。被害を受けた少女らは警察に保護され、病院に搬送されたという。

実際の村
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ラオスは警察の腐敗が著しく、情報提供者に危害が及ぶ可能性もあるため、本稿ではその村を「X村」とする。

私は東南アジア諸国での児童買春の実態について数年前から取材を続けてきたが、X村の名前が出てきたのは初めてではなかった。寄せられていた情報のなかには、「日本人男性が10代前半の少女らを集めて薬漬けにし、毎晩乱交パーティーを開いている」というおぞましい話もあった。

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X村でなにが起きているのか。日本人が逮捕されたのは事実か。私は自分の目で確かめるべく、現地に向かうことにした―。

ビエンチャンから北へ車を走らせると、霧のなかにそびえ立つ岩峰が現れ、それから土埃があがるデコボコ道が数時間続いた。穴ぼこを避けるだけでなく、牛の群れがやってきては目の前を横切ろうとするので、そのたびに運転手は速度を落とす必要があった。

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