WindowsでAntigravity×NotebookLM×GitHub!最強のAI開発パートナーを爆誕させる方法
こんにちは!
以前、WSL環境での構築手順をご紹介しましたが、今回はWindows環境(PowerShell等)でAntigravityを使っている方向けの手順をまとめました。
Googleの「NotebookLM」と、コード管理の「GitHub」。
この2つをGoogleのAIエディタ「Antigravity」と連携させることで、
「仕様書(NotebookLM)を読み込み、リポジトリ(GitHub)を確認し、コードを実装する」
という夢のようなワークフローが実現します🚀
Windows版ではPythonのツール管理「uv」を使うのがエラーの少ない方法でした。さっそく構築していきましょう!
※今回使用するNotebookLMのMCPサーバはコミュニティ製のものです。動作は自己責任でお願いしますが、非常に便利なツールです!
1. 前提条件
- Python 3.11以上 がインストールされていること。
-
uv がインストールされていること(
pip install uvで入ります)。 - Antigravityがインストールされていること。
NotebookLMとの連携
- 動作確認のため、何かしらのノートブックが存在すること。
GitHubとの連携用
- Docker Desktopがインストールされ、起動していること。
- GitHubアカウントが存在すること。
2. NotebookLMとの連携
まずは知識ベースとなるNotebookLMを連携させます。Windowsでは uv コマンドを使うと管理が楽です。
手順1: CLIツールのインストール
PowerShellなどのターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
uv tool install notebooklm-mcp-cli
手順2: 認証とセットアップ
インストールが完了したら、Antigravityへの登録を行います。
-
nlm loginを実行します。- ブラウザが自動で立ち上がるので、Googleアカウントでログインしてください。
- ※もしブラウザ起動に時間がかかってタイムアウトエラーになる場合は、もう一度コマンドを実行してみてください。
- 以下のコマンドでMCPサーバーをAntigravityに登録します。
nlm setup add gemini nlm setup add antigravity - Antigravity上で
Ctrl+Shift+Pを押し、Developer: Reload Windowを実行して画面をリロードします。
手順3: ツール数のダイエット(超重要!)
ここが運用のキモです。 Antigravityのエージェントが混乱しないよう、使用する機能(ツール)の数を調整します。
- Antigravityの「Agent」タブ右上「…」 → MCP Servers → Manage MCP Servers を開きます。
- notebooklm が認識されているのを確認してください。
-
不要な機能をOFFにする:
- デフォルトで29個も機能がありますが、多すぎるとエラーの原因になります。
- この後GitHubも追加するので、すべてのサーバー合計で機能が50を超えないように調整しましょう。
- 私は
notebook_rename,notebook_delete,source_deleteなどの管理系機能はオフにしています。
- チャットで
@notebooklm ノートブックのリストを教えてと聞いてみて、返事があれば成功です!
3. GitHubとの連携
次は、エージェントがリポジトリを直接読み書きできるようにGitHubと繋ぎます。
手順1: アクセストークンの発行
GitHubの情報を読み取るための鍵(トークン)を作ります。
- GitHubの [Settings] → Developer Settings → Personal Access Tokens (Tokens (Classic)) へ。
- Generate new token (classic) をクリック。
- Note欄に
antigravity_access_tokenなど分かりやすい名前を入力。 - Scope は repo にチェックを入れます(プライベートリポジトリも読めるようになります)。
- 生成されたトークン文字列を必ずコピーしてください!(画面を閉じると二度と見れません)
手順2: MCPサーバーの追加
Antigravityに戻って設定します。
- 「Agent」タブ右上「…」 → MCP Servers をクリック。
- MCP Store で「GitHub」を検索し、Install!
- ポップアップが出たら、先ほどコピーしたトークンを貼り付けます。
手順3: こちらもツール数を調整
NotebookLMの時と同じく、ツール数をダイエットさせます。
- Manage MCP Servers 画面を開きます。
-
github-mcp-serverが追加されていますね?(なかったらウィンドウをリロード) - 合計50件以下になるよう、コメント機能や
delete_file,fork_repositoryなど、「エージェントにはさせたくないな」と思う機能をOFFにします。 - リロード後、
@github-mcp-server リポジトリを読み込んで…と話しかけて動作確認しましょう。
4. 実践的な運用設定(Global Rules)
連携しただけだと、エージェントは「どのノートブックを見ればいいの?」と迷ってしまいます。
最後に「このプロジェクトではここを見てね」というルールを設定してあげましょう。
ノートブックIDの取得
NotebookLMで対象のノートブックを開き、URLの末尾部分(ID)をコピーしておきます。
例:https://notebooklm.google.com/notebook/xxxxxxxx の xxxxxxxx 部分です。
ルールの記述
Antigravityの「Agent」タブ右上「…」 → Customizations → Rules (Global) を開き、以下のような指示を追加します。
これを書いておくと、エージェントが自律的に「仕様確認しますね」→「コード書きますね」と動いてくれるようになります!
# Project Context
コーディングに関する情報は、NotebookLMで管理されています。AIエージェントは、以下のNotebookIDを使用して情報を参照・更新してください。
## ノートブック一覧
1. - **Notebook Name**: [ノートブック名]
- **Notebook Info**: [ノートブックの簡単な説明(例:研究論文や要件定義書(RDD.md)が含まれます。実装方針はここを参照してください。)]
- **Notebook ID**: [コピーしたノートブックID]
2. - **Notebook Name**: [ノートブック名]
- **Notebook Info**: [ノートブックの簡単な説明(例:Pytorchを利用した、普遍的なコーディング規約や指示書が含まれます。)]
- **Notebook ID**: [コピーしたノートブックID]
3. ...
## 指示
- ユーザから仕様に関する質問があった場合は、必ず `notebook_query()` ツールを使用してノートブックを参照してください。
- ソースコードの参照が必要な場合は、GitHubツールの `get_file_contents()` などを活用してください。
- NotebookLMへの接続時は、初めに `nlm login` および `refresh_auth()` の実行が必要か確認してください。
おわりに
お疲れ様でした!これで環境構築は完了です。
これまで行っていた面倒な作業が自動化されるだけでなく、実はAntigravity側のトークンの使用数も減るので、より多くの指示が通るようになります!
「論文の内容を踏まえて、このリポジトリのコードを修正して」なんて指示が通るようになると、開発体験がガラッと変わりますよ。
ぜひ、自分だけの最強AIパートナーと一緒に、爆速開発ライフを楽しんでください!👋
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