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三牧聖子

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同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授

報告

解説この発言とともに批判を呼んでいるのが、「イラン人どもは動物なんだ。だから彼らの橋や発電所を爆破しても戦争犯罪じゃないんだ」との発言だ。イランが期限までにホルムズ海峡の開放に応じなかった場合、発電所を攻撃すると脅してきたトランプ大統領に、記者が「戦争犯罪ではないか」と問いかけたことへの応答だった。 世界最強の軍隊を持つ米国の大統領が、堂々とイラン市民全体を攻撃対象と見なし、人間以下に貶めて戦争犯罪を正当化するようなことを決して軽視してはならない。2023年10月、ハマスに攻撃されたイスラエルはパレスチナ自治区ガザで大々的な軍事行動を展開し、少なくとも7万人超のガザ市民を殺害し、数多の市民の生活基盤を破壊したが、その際、元国防大臣ガラントは「パレスチナ人は人間の顔をした動物だ」という言葉で発電所など民生インフラを攻撃することを正当化した。トランプ大統領のもと、米国が「イスラエル化」している。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 門倉貴史

    エコノミスト/経済評論家

    見解トランプ大統領の「一つの文明が今夜滅びる」という発言は、エネルギー施設や工業施設など民生インフラへの…続きを読む

  • 佐藤丙午

    拓殖大学国際学部教授/海外事情研究所所長

    解説「文明を滅ぼす」や「石器時代に戻す」などの表現は、これまでも戦時には頻繁に使用されてきたものであり、…続きを読む

コメンテータープロフィール

三牧聖子

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授

アメリカ政治・外交、国際関係論。東京大学教養学部卒、同大大学院総合文化研究科で博士号取得(学術)。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学助手、米国ハーバード大学、ジョンズホプキンズ大学研究員、高崎経済大学准教授等を経て2025年より現職。著書に『戦争違法化運動の時代-「危機の20年」のアメリカ国際関係思想』(名古屋大学出版会)や『Z世代のアメリカ』(集英社)、共訳・解説に『リベラリズムー失われた歴史と現在』(ヘレナ・ローゼンブラット著、青土社)等。

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