トランプ氏支持基盤『福音派』イラン攻撃に影響力 強まる宗教色 米兵から苦情も
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イラン攻撃で、兵士からは苦情が出ています。米軍内の宗教問題を監視する団体『軍事宗教自由財団(MRFF)』に開戦から1カ月で、米兵から苦情の電話やメールが殺到。200件以上寄せられているということです。
苦情の内容です。指揮官が兵士たちに「イランとの戦争が、聖書の終末の予言の一部だ」と発言するなど宗教色が強まっているという苦情です。 ある米軍指揮官の発言です。「トランプ大統領は、ハルマゲドンを引き起こし、イエス・キリストの地上への再臨を告げるためにイランで合図の火を灯すようイエスによって選ばれたのだ」と兵士に話しているそうです。
トランプ大統領は、イラン軍事作戦について、ピート・ヘグセス国防長官に、「最初に声を上げたのは君だったね。イランに核兵器を持たせてはならないから『攻撃しよう』と言った」とヘグセス氏がイラン攻撃を最初に主張したと発言しました。
ヘグセス国防長官は元FOXニュースの司会者で、退役軍人で、イラクやアフガニスタンなどに従軍しました。キリスト教徒で、福音派を信奉しています。 ヘグセス氏の胸には『十字軍』のシンボル、『エルサレム・クロス』のタトゥーが入っています。『十字軍』は、聖地エルサレムをキリスト教徒がイスラム教徒から奪還するために編成された遠征軍です。
ヘグセス氏の著書です。2020年に出版された『アメリカの十字軍 自由を守るための私たちの闘い』という著書に、イラン攻撃の前兆があります。 『我々は千年前の仲間のキリスト教徒と同様に戦わなくてはならない。イスラエルの軍隊と共に剣を手に取り、イスラム主義を押し返す。悪の勢力に対し、軍事的にそうする必要がある」
軍事宗教自由財団のマイケル・ワインスタイン代表は「ヘグセス氏やトランプ氏に軍事力を支配させるのは危険だ。彼らは政教分離を定めた合衆国憲法を無視している。軍事行動を正当化するために神の権威を持ち出し『神の計画の一部』だとして十字軍のような戦争を仕掛けている」と話しています。 加藤さんです。「問題は一部の教会の中で信じられていることが、政府内、国防総省、軍関係者により語られていること。これでは、軍事作戦ではなく宗教戦争になりかねない。宗教が軍事に関係してしまうと、自らが善で、相手側はサタンや悪魔とみなし、妥協が困難になる」 (「羽鳥慎一モーニングショー」2026年3月26日放送分より)
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