板柳・統合小学校の改修予算案またも否決 迷走する計画…「大人の責任」保護者から不安の声
2年後に開校を予定している板柳町の統合小学校を巡り、改修工事の費用を盛り込んだ補正予算案は再び否決となりました。保護者からは、予定通りの開校が実現するのか心配の声が上がっています。
板柳南小学校は、2年後の統合小学校開校に向けた改修工事を行うため、今年度をもって閉校となります。
これまで南小学校に通っていた児童たちは、4月から板柳北小学校に通うことになっており、今日30日、新たに運行が始まるスクールバスの体験乗車会が開かれました。
参加した児童たちは、2次元コードの付いた乗車証をタブレット端末にかざし、乗り降りの手順を確かめました。
★参加した児童
「新しい友達ができるのが楽しみです」
一方で、板柳町議会はこれまで、小学校改修のための補正予算案を否決し続けています。
今日30日の臨時議会でも再び採決が行われましたが、反対多数で否決されました。
「新築を改めて検討すべき」と主張する反対派の議員からは、同じ内容の採決を繰り返す町側の姿勢に反発の声が上がっています。
★補正予算案に反対 板柳町議会「公正会」 長内良蔵 会長
「町のこれからの未来の進んでいくべきところの足を引っ張っているのは我々なんだと、そういう発信のされ方を(町長側に)されている」
先の見えない状況に、葛西健人町長は次のように述べました。
★板柳町 葛西健人 町長
「年度内に可決していただく努力はしてきました。結果的にはこのような形になったのですが、また引き続き新年度が始まってもお願いはしていきたいと思っています」
2年後の開校は予定通り実現するのか。保護者からは不安が募っています。
★児童の保護者
「子どもたちには心配や苦労をかけないようにしたいので、そこは大人の責任だなと思っていました」
「この先がどうなるか見えていないので、早めに結果を出してもらえれば」
町は引き続き予算案の可決を目指すとともに、これまでの経緯について住民向けの説明会を開く方針です。