宇部文化服装学院が80年の歴史に幕、故米田学院長との思い出振り返る【宇部】
宇部文化服装学院の閉校式が31日、岬3丁目の同学院で行われた。関係者と生徒ら約50人が、昨年10月に死去した米田ハル学院長との思い出を共有する中、80年の歴史に幕を下ろした。
同学院は1946年に東京の文化服装学院の連鎖校として開校。高い技術と地域に根差した家庭的な教育環境を誇る服飾学校として評価されてきた。市内外から20~80歳代の生徒が集い、創作技術を磨いてきた。
閉校式では、米田学院長が亡くなった後も指導に当たってきた星野順子さんが司会を務め、学院の歴史を振り返るとともに「文化祭やファッションショー、針供養などの思い出のすべてに、米田学院長の姿がある」と気持ちを込めた。同僚の縄重洋子さんが代表し、米田学院長の娘、森岡伴子さんに花束を贈呈した。
田中敏弘後援会長も米田学院長との思い出に触れ「学院、生徒への愛、針供養に象徴される感謝の気持ちなど、心を込めて学院を運営した。その思いを継承してほしい」とあいさつした。
森岡さんは「母が亡くなった後も学院を継続できたのは、星野先生、縄重先生、関わった皆さんのおかげ。長い間、学院を愛してくださり、ありがとうございました」と謝辞を述べた。