抗議船、使用届は提出 辺野古漁港、名護市公表
名護市辺野古沖を高校生の平和学習のため航行していた米軍基地移設の抗議船2隻が転覆し、2人が死亡した事故で、名護市農林水産課は3日、抗議船は出港した辺野古漁港の使用届を提出していたと明らかにした。 辺野古漁港は市が管理しており、市漁港管理条例に基づき、船舶の上げ下ろしなどを行うには届け出、船舶設置などのために施設を占用するには許可申請を行う必要がある。 事故に遭った2隻は辺野古漁港を拠点に抗議活動などを行っていた。 2日の沖縄八重山日報の取材に対し、同課は抗議船が辺野古漁港の使用届を出していたかについて「個人情報なので答えられない」と回答。しかし3日になり、庁内で改めて対応を検討したとして、使用届の有無を公表した。 使用届は毎年更新されており、少なくとも昨年以前から提出されているという。使用届が誰の名義で出されているかは明らかにしなかった。 名護漁協(安里政利組合長)は名護市に対し、今後は漁業関係者以外の漁港使用を認めないよう要請している。