ドラフト2025、セ・リーグ球団別評価(4)中日の”ドラフト戦略”は…?
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月23日に行われ、計116人の選手がNPBへの切符を掴んだ。各球団、課題となる部分を補強する意図が見え、注目の選手も多く指名を受けた。ここでは、今回指名された選手を紹介するとともに、セ・リーグ6チームのドラフトを総括する。
中日ドラゴンズ
得点力不足に悩む一方、大野雄大、松葉貴大 、涌井秀章と先発の主力が高齢化している中日ドラゴンズ。また、来季は上林誠知、清水達也などの国内FA権取得が予想されるため、投手・野手ともに満遍なく指名した印象だ。 ドラフト1位では青山学院大の中西聖輝を指名し、見事一本釣りに成功した。最速150キロ超のストレートのほか、スライダーなどの変化球も抜群の右腕。即戦力先発として、1年目から活躍が期待される逸材だ。 2位では、東北福祉大の櫻井頼之介を指名。身長175cmとやや小柄ながらも、威力のあるストレートを投じる本格派右腕だ。ドラフト1位の中西と同様、1年目から先発として活躍したいところだ。 3位では、徳島インディゴソックスの篠崎国忠を指名。修徳高時代から注目されており、身長197cmから投じられる155キロ超の直球は魅力だ。先発のみでなく、ブルペン強化にもうってつけの存在だ。 4位で指名されたのは、明秀日立高の外野手・能戸輝夢。俊足巧打の左打者で、将来的なリードオフマン候補となる存在だ。 5位では、東北福祉大の新保茉良を指名。大学では3年秋からリーグ戦に出場し、今春はベストナインに輝くなど、堅実な守備力が光る内野手だ。 6位では、東洋大の花田旭を指名した。身長187cmという恵まれた体格を持ち、右の主砲候補として期待がかかる。 育成1位では、オイシックス新潟アルビレックスBCの牧野憲伸を指名。今季は主にリリーフとして41試合に登板し、防御率2.90をマークした。チームに貴重な左腕リリーフとして、支配下奪取を目指したい。 育成2位では、掛川西高の内野手・石川大峨を指名。身長187cmのパンチ力が光る大型三塁手で、育成次第では面白い存在になるだろう。 育成3位で指名されたのは、愛媛マンダリンパイレーツの三上愛介。強肩が光る左の外野手で、”岡林2世”のような存在になりたい。 投手陣は無論、高卒外野手の能戸、ロマン砲の花田も指名した中日。バランスが取れたドラフトとなった。
ベースボールチャンネル編集部