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2011年3月11日。 あの日の震災が、今の私の自閉症啓発活動の原点になっています。 避難所で、自閉症の少年がパニックを起こしました。 地震や津波の恐怖がよみがえったのだと思います。 すると、ある男性が思わず「うるさい、静かにさせてくれ」と声を荒げました。 きっと普段はそんなことを言う方ではないはず。先の見えない不安と極度のストレスの中で、誰もが余裕を失っていたのだと思います。 誰が悪いわけでもない。 ただ私たちは、さまざまな特性のある人たちと、すでに一緒に生きていることを、日常の中で実感する機会が少なかったのかもしれません。 遠慮ではなく「配慮」を。 知識だけではなく、共に過ごすことでの気づきがあります。そして育っていく。それを大切にしたい。 誰も排除しない、支え合える「まぜこぜの社会」へ。 そんな思いから、自閉症協会の皆さんともつながりながら、私の活動は新しい一歩を踏み出しました。 あの日を忘れず、これかも、腐らず、焦らず、諦めず、「まぜこぜの社会」をめざしていきたいと思います。
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