米子市内のガソリンスタンド燃料販売休止 中東情勢の悪化で仕入れ値高騰 「このまま営業を続けていたら、 結局赤字が増えるばかり」 鳥取県米子市
日本海テレビ
中東情勢悪化の影響が、山陰のガソリンスタンドを直撃です。 仕入れ値の高騰を受け、鳥取県米子市内のガソリンスタンドが、燃料の販売を「休止」することを決めました。 中東情勢の影響で、原油価格の先行きが不透明となる中ー。 定常菜都子 記者 「米子市内のガソリンスタンドです。こちらの看板には、今週土曜から燃料の販売を休止することが書かれています」 こちらのガソリンスタンドでは、これまで9社の石油商社から燃料を仕入れていました。ところが中東情勢の悪化で2月には1リットルあたり120円前後だった仕入れ値が、3月中旬には190円にまで跳ね上がりました。 さらに、こちらの店舗は大手石油元売り会社の系列に属していない、いわゆる「独立系ガソリンスタンド」。 燃料は、石油商社からまずは大手系列のガソリンスタンドへ優先的に供給されるため、独立系のガソリンスタンドでは供給がストップしてしまうこともあったということです。 何とか顧客離れを防ごうと、3月は仕入れ値より安く販売したところ、800万円の赤字となってしまいました。 そこで、下した決断がー。 ガソリンタウン 石橋浩一 社長 「このまま営業を続けていたら、 結局赤字が増えるばかりで、経営体力がむしばまれていきますので、一旦今月の11日から燃料販売を休止という決断をしました」 仕入れの不安定さ、そして採算の厳しさが解消されないことから、ついに4月11日から燃料の販売を当面の間休止することを決めたのです。 給油した人 「残念ですけど、仕方ないですよね」 灯油を購入した人 「家が近くなんで。わざに遠くまで行くと、ガソリン使ってガソリン入れるのもおかしいので。(今後は)節約しながら使っていくしかないかな」 販売を休止するのは、レギュラーガソリン、軽油、ハイオク、灯油。こちらで扱っているすべての燃料です。 ガソリンタウン 石橋浩一 社長 「常日頃、当店に来ていただいたお客さんには非常に心苦しいんですけれど、 適正販売できる価格で仕入れられるまではしばらくの間休止ということで、 お願いしております」 燃料の販売は休止しますが、洗車やタイヤ交換、レンタカー事業などは継続するということです。