対立する世界。でも、その対立の構造を紐解くと「自由」と「統制」という陣営であることが見えてくる。日本やアメリカは当然「自由」だし、中国や北朝鮮、イランは「統制」だよな。実は、古代ギリシャの大戦争も同じ対立だった。なぜ、人類は自由と統制で対立する?そしてどちらが勝利する?
いきなり歴史の引用で恐縮なんじゃが、
古代ギリシャ時代、ヘロドトスという人が「歴史」という本を書いて、
ギリシャのポリス連合と、東からきたアケメネス朝ペルシアとの大戦争を記録した。
そして、両陣営をこんなふうに表現している。
「法に従うギリシャ、王に従うペルシヤ」
ギリシャは自由で民主的であるが、ペルシヤは統制的であり専制である、という意味だな。
「(ギリシャが)自由になると人々は卓越するようになった」
「君主が法に縛られなければ、傲慢と暴力に陥りやすい。人民による統治こそ最良である」
と、物語に出てくるペルシャ貴族に語らせるシーンがあるなど、
「自由」と「統制」という枠組みの中で、対立と戦争が行われ、
そして「自由」の方が強く、勝利を得る過程を記録しているんだな。
実際、直近二つの世界大戦の結果をみると、「自由」側が勝っているよな。
そこでワシは考えたんじゃ、なぜ「自由」が戦争に勝つのか。
そのヒントになったのが、ナチスドイツの食糧大臣ヘルベルト・バッケという人じゃ。
この人は、ずっとナチスの「食糧省事務次官」をつとめていて、戦争が終わるころに食料大臣になった人でな、
ナチス政権閣僚とはいえ、ナチス思想に無頓着な人として知られており、
というのも、この人はテクノクラート、つまり技術官僚で、「理系」(農学)の人で、政治思想とかあんまり興味が無い人だった。
で、このバッケが何故重要かというと、
「障碍者の抹殺」とか「捕虜の抹殺」とか「スラブ人の駆逐」とか、おおよそ不穏当で、
いかにもナチスっぽい残酷な政策を提案し、ヒトラーに承諾させたのが、実はこの人なんだな。
バッケが考えたたことは実はすごく単純で、
「お金が無いのでご飯がありません。このままでは餓死者が出ます。誰を優先しますか?」
という報告書を書いた。
暗に、「ドイツ人の健常者優先」ということを示していた。
そして、障害者を抹殺するT4作戦とかが後に立案されていくわけだ。
アスペルガー症候群を発見して学術的に定義したことで知られるハンス・アスペルガーも、
小児科医として積極的に障害児の抹殺に関与し、肺炎球菌とかなんか有害なものを障害児に注射して、「肺炎」で死亡、ということにしていたぞ。
もちろんその障害児は、その親から「抹殺してください」とお願いされている。
理由は単純明快。
この障害児がいると、ほかの兄弟である健常児が満足にたべることができず、栄養不良による障害児が増えてしまいます」、というものだった。
ワシらが園芸で発達不良の芽を引っこ抜いて「間引き」して、健康優良な芽に土の栄養素を集中させようとすることを「人間」でやったわけだな。
そう。つまり、ナチスが障害者を抹殺したのは、「貧乏」が原因だった。
それを「優生学」という当時なんかインテリっぽい響きのあった学問的な理由をオブラートにして、「貧乏間引き」を正当化していただけだった。
江戸時代に貧困な農家で生まれた子供を「天に返す」とかいって産湯に頭から突っ込ませて産婆が殺害していたようなことを、
「もっともらしい理由をつけて」20世紀にもなってやっていたのがナチスだったんだな。
ハーバー・ボッシュ法といって、20世紀初頭には、空気中から化学肥料か火薬の原料をつくる技術があったんじゃが、
ナチス、というかドイツはそれを「火薬づくり」に使って肥料を疎かにした。他国はバランスよく「肥料と火薬」をつくったんじゃがな。
結果、「食糧省次官、後の食糧大臣はヒトラーに食料不足による大量餓死者の数的予測を立て、誰かを間引きしなければならない理由を報告した」となった。
さて、話を自由と統制に戻すぞ。
そもそも自由ってなんだ?
各自が他人に損害を与えない限度で自らの意思を実現することをいうよな。
これって、「豊か」であるからできることなんじゃよ。だってそうじゃろ? 食う物がなかったら、遊んでないで働け、畑耕せ! オラ! となって自由時間自体なくなるじゃろ。
実は、ギリシャの気候は温暖で、オリーブはいっぱいとれるし、海産物も豊富だった。魚とかは畑の肥料になるからな。(当時肥料という概念が実用化されていたかどうかはしらんが、魚類の骨は土中から見つかる)
でもペルシャは悲惨な環境ではないにしろ、降雨量や気候もギリシャほど豊かではなく、
どうしても「少ない食料を大人数で分配する」という「統制」によって、生命身体を維持してきた風潮・慣習があるように、ヘロドトスは指摘している。
そう。つまり、金持ちであれば、誰かが遊んでいても、誰かが和を乱しても、「大丈夫」となる。
だってそうじゃろ。金持ちの子供のおもちゃ壊しても「また買うからいいよ」じゃが、貧乏人の子供のおもちゃ壊したら絶対弁償するまでトラブルは続くじゃろ。
つまりな、自由と統制によって「戦争の勝敗」がわかれているというより、
金持ちは自由だが、貧困は統制という生活スタイルが確立され、それで次第に陣営が形成されて戦争になったら、金持ちが勝つに決まってんじゃん。
大日本帝国は、はっきりいって貧乏だった。
いや、途中まで金持ちだったんだよ。でも、へんな半島を領土編入してしまったせいで開発費用がかさみ・・
ドイツ第三帝国なんか超貧乏でしょ。ドイツ帝国の賠償で工業地帯はとられるわ・・・。
でも、イギリスは植民地いっぱい奴隷いっぱいで、お金ザクザク、アメリカも広大な国土から鉄も石油もザクザクとれてお金いっぱい。
自由と統制の戦争は自由が勝つ、ではなく、金持ちが必然的に自由主義となり、貧乏人が必然的に統制主義となった、という話なんじゃ。
いま、「リベラル(自由)」とか、統制する側が「自由」を自称しているから意味わからんことになっているが、
左翼側は「差別だから」とか表現を規制したり、マイノリティーとか多様性に配慮しろとなんか強制してきたりと、「統制」だよな。
それに対して保守は、「自由」をこれまで提唱してきた。
いま、日本は、中国や北朝鮮と対立関係にある。
自由が戦争に勝つのではない。金持ちが戦争に勝つのだ。なればこそ、国防とは、何よりも「経済」が重要になってくる。
みろ! 1980年代のテレビは自由だった。おっぱいもすぐ丸出ししてテレビ放映するし、暴力表現もやりたい放題だった。一方でYoutubeはなんだ。すぐバンだろそんなことしたら。
貧相な時代になったもんじゃ。
自由の背景には資力がある。みんなが汗水たらして働いてお金を稼いでいる一つ一つのことが「国防」となる、ということを今日ワシは言いたかった。
明日もがんばってな!
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(速聴(倍速で聞くこと)はボケ防止にいいぞ!ワシの祖父母も毎日していた。ワシは12才から18才まで毎日速聴して予備校にいかず旧帝に現役合格したから頭の筋トレなんじゃ)
ワシの書いた「新大東亜戦争肯定論」は、歴史カードをこれ以上外交問題にさせないため、歴史認識の正常化こそ日本復活のカギとなる、という考えで6人産み育てる中で一生懸命書いた。 ぜひ読んで日本人として正しい知識をゲットして頂きたい!
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写真は先日幕張メッセにいったときのものじゃ。