NIKE WOMEN:アメリカ
-
1. 34票獲得
★喧騒の中の集中力:「I Feel Pretty」を超越するアスリートの意志
この映像は、著名なテニスプレイヤーが試合会場へ向かうまでの道のりを、ホテルの一室からスタートし、華やかながらも喧騒に包まれた空間を通り抜ける過程を描いている。
まず印象的なのは、全編を通じて背景に流れる、ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』の楽曲「I Feel Pretty」である。この陽気な曲が、登場人物たちのセリフや鼻歌として断続的に、そして時に大合唱のように繰り返される。ホテルの従業員、ボーイ、ロビーの宿泊客など、シャラポワ選手が関わるすべての人々が、彼女の容姿、すなわち「Pretty」であることを口ずさむ。これは、彼女がどこへ行っても、その美しさという外面的な要素によって、ある種の固定された視線にさらされていることを示している。
しかし、周囲の陽気な歌声とは対照的に、主役であるシャラポワ選手の表情は一貫して真剣で、どこか無関心、あるいは集中を乱されたくないという強い意志を感じさせる。彼女の表情は、周囲が彼女の外面に注目する一方で、彼女自身の関心はそこにはないという、内面と外面との大きな乖離を表現している。彼女は、テニスバッグを肩にかけ、試合に臨むための服装でいることから、意識はすでにコート上の勝負に向けられていることがわかる。
そして、映像はテニスの競技場へと切り替わる。群衆とカメラに囲まれながらも、彼女が最終的にたどり着くのは、テニスコートという彼女の実力が全てを語る場所である。ここでは、周囲の雑音は消え、彼女の力強いサーブとショットの音が響く。この行為こそが、周囲の「Pretty」という言葉を超越した、アスリートとしての彼女の真の価値を示す瞬間として描かれている。最後に、彼女が力強い構えを見せるとともに、Nikeのスローガン「JUST DO IT.」が提示される。この描写は、外面的な評価や期待に耳を貸すことなく、ただ行動(Do It)で応えることの重要性を強く主張している。 -
4. 23票獲得
★≠Pretty
彼女(テニス選手のマリア・シャラポワ)がリムジンで
テニスコートへ向かう最中に出会うあらゆる人々が彼女に向かって「I FeelPretty!!」と歌っている。
それにも関わらず彼女は真剣な表情のまま
テニスコートへ。
最後に力強いサーブ を決め、その音とともに
観衆の歌声が静まり返る。
つまり彼女は「ただの美人ではなく、本物の
アスリートだ」というメッセージが込められている
⬇️
・外見の美しさだけを強調するのではなく、
競技力や本質的な強さをアピール。
・人々が「I Feel Pretty!」と歌い続けるのはは
美人(アスリート)=見た目ばかり注目される
社会の構造を象徴。
最後の強烈なサーブ一発でその幻想を粉砕
コンセプト「強さこそ私の美しさ」 -
3. 17票獲得
★かわいいだけじゃだめですか?ーだめです☺️
NIKEの靴が見た目よりも質を重視しているということを伝えるためにこの表現を採用。
コンセプトは「見た目よりも中身」
彼女が通る度、みんなその可憐さ故に目を奪われかわいいと連呼する。しかし、彼女は終始真顔だ。(むしろ「またか、もういいよ」といった様にちょっと嫌そう【どこに行っても視線を感じるから】)
→もう少し深掘りすると「かわいすぎるが故に、見た目のみで自分を判断されるから」
大切なのはコンセプトでも書いた様に見た目ではなく、中身だ。最後に表示されるJUST DO ITがまさにそれを表している。
彼女が力強く球を打ち返した時にナレーターが「Ah..」と言い会場が少し盛り下がったことからも外見に騙されていたことがうかがえる。 -
25. 17票獲得
【「かわいい」は壊せる!?】
「I feel pretty」の音楽が流れる中、目的地に向かう主人公(マリア・シャラポワ)を見た人々がリレーのように歌詞を口ずさむ。しかし、そんな人々の様子を彼女は「やめてほしい。」というように不満気な表情をしながら歩いていく。その後、試合のシーンにおいて彼女が力強いスマッシュを打ち、恐らく相手からポイントを奪ったと思わしきところで、音楽と人々の歌唱が止まる。
この広告では、ある人物に向けられる「その人に対する勝手なイメージ・偏見」といったものが、人々が歌うことを通じて具現化されている。「I feel pretty」の歌詞から推測するに、人々はこの広告の主人公である「マリア・シャラポワ」の容姿について「かわいい」と評価しているのだろう。また、音楽と人々の歌唱が止まる箇所に関しては、彼女がテニスプレーヤーとしての「顔」を見せることによって、それまで周囲の人々が持っていたイメージを彼女が払拭した瞬間を表しているとされる。
ナイキのロゴと共に出てきた「just do it」を日本語にすると、「とにかくやってみる」といった意味になる。
この言葉には、単に行動を急かす意味に限らず「周りを気にせず、自分を信じてやってみよう」といった応援の意味も込められている。周りが持つイメージに囚われ、本当の自分を見せることを恐れる人が、少しでも前を向けるように応援したい。この広告には、そんなメッセージが込められているのではないだろうか。
また、キャスティングにおいて、ファッションモデルでありながら、テニスプレーヤーという、職業において強いギャップを持つ、実在する人物である「マリア・シャラポワ」を主人公にすることが、広告の内容に説得力を持たせる工夫になっていると考えた。
コンセプトは「知らない自分を、見せたい自分に。」 -
8. 16票獲得
雑音を黙らせる一撃
テニスプレイヤーの女性がホテルから試合会場に向かうまで、様々な人に「I Feel Pretty」を歌われている。
Prettyとよく言っているので、外見だけを見ている周囲の人にプレイヤーとして舐めて見られているのではないかと考えられる。
女性の方は何を言われても反応せず堂々としており、試合開始後に力強いラリーを見せる。
すると会場から拍手が湧き上がり、実況の男性も驚いた様子を見せる。
このことから女性アスリートの真の価値は、外見の美しさではなく、コート上での圧倒的なパフォーマンスと強さにあるということを伝えたいのではないかと考える。
コンセプトは「真の美しさ」 -
11. 14票獲得
彼女にとってのランウェイ
コンセプトは「ランウェイ」
これはNIKEのCMであり、テニスの映像からスポーツ関連の広告ということが分かる。
ランウェイとは1つの舞台であり、モデルが輝く場所のことである。ここでは彼女にとってのランウェイはテニスコートである。
彼女は道の真ん中を堂々と歩き、左右に人がいる構図が多いことからランウェイ中のモデルを見る観客のように感じた。
そしてこの広告に出てくる人々は「プリティ」という言葉を多用している。彼女に向けて言っていることは明白であり、彼女は聞く耳を持たない。
これは彼女にプリティ…可愛らしくあれ と言い聞かせる、いわば洗脳のように感じた。
女性なのだから女性らしくしなさい、と同じような意味合いである。
しかしそのような状況でも彼女は聞く耳を持たず、終始不満そうな顔で無視をしている。これは彼女は揺るぐことのない強い精神力を持っている……強い女性ということを表している。
女性なのだから必ずしも女性らしくしなければならないというルールはない。彼女は今日もテニスラケットを手にし、強い精神力で周りの言葉に流されず輝き続けることを暗示しているのだ。 -
2. 13票獲得
★靴と共に喜びを!!
動画の最後に映るJUST DO ITはナイキが展開したキャンペーンのスローガンだ。
このメッセージでアスリートの夢の実現をしており、公式サイトでは
「“Just Do It”は単なるスローガンではなく、ス ポーツの拍動の中に生きている精神です。みんなで力を合わせれば、お互いを鼓舞し、支え合い、自分たちができると思う以上に高めることができるという信念です」
と語られている。
これらを踏まえて考察すると
動画内の主人公である女性はテニスプレイヤーで終始表情が硬いのは試合を控えているからだ。そんな彼女の通り道にいる人々は明るい曲を歌っていた。広告に使われている部分の曲の翻訳を簡単にまとめると自分が可愛いことをアピールしている。
主人公は女性なので可愛いと言われると嬉しくなるはずだ。実際に自身のことを可愛いと思っている(思えている)女性は自分に自信がある女性である。
試合のシーンでは彼女がナイキのスニーカーを履いていることが確認できる。
試合が始まり彼女が点を取ると歌が止んだことから
歌っている人々は彼女に自信を持ってという応援のメッセージを込めて歌っているのだ。
よって広告ではナイキは運動する人々を応援しているよというメッセージを伝えようとしているのである。
コンセプトは『応援』 -
12. 13票獲得
スポーツの精神
黄色や赤が目立つと感じましたが、これは曲の引用元であるウエストサイドストーリーに関連があります。上記の作品は2つの派閥に色が割り当てられ、暖色系と寒色系に分けられています。引用された歌は暖色派閥であるマリアが歌っており、彼女が選手マリア・シャラポワに投影された形なのです。彼女が出発したあとに通った道路や、彼女に好印象な眼差しを向ける人達は黄色や赤色が多かったですよね。これは選手を応援している人のことを表しています。
途中で鋭い目線を向ける人と出会いますが、彼女たちが寒色のものを身につけていることからも裏付けができます。
しかし、最後の方を見ると今まで赤色の服を身につけていたマリアが青の服を身につけ、対戦相手が暖色の服を着ています。本来ならばこの色は逆であるはずだと疑問に思うことでしょう。実はここにはメッセージが含まれています。
このメッセージを読み解くにはマリアの表情が鍵になります。周囲の人は彼女を見て笑顔で期待を寄せるような表情をしていますが、これに対して最初からマリアは険しく、どこかうんざりしたような表情をしていますよね。これは、彼女が「暖色派閥のマリアが戦う」ということに対して不満や別の意見があることを示しています。スポーツをするにあたり、どちらの派閥かは関係なく、ただ真剣に勝負する姿を届けたいという思想からあのような表情を映し出しているのです。「派閥で人を見ないでほしい」というメッセージを込めて相手選手と色を交換していたというわけです。
また、このような話題を取り上げることで、あの人は〜〜だから、といった偏見でものを見る世界から、フラットな視点で物事を見るようにと世の中に訴えかけていることにもなります。スポーツを通じて世の中を前進させようとするNIKEの使命感が、広告の脚本によって表現されていることがわかりますね。
コンセプトは「ただ真剣に」です。 -
5. 12票獲得
可愛いだけじゃないんだよ!💢
この広告の女性は可愛い、綺麗と言われるのが嫌だと思っている。そのため、広告の中ではずっと不機嫌な顔をしている。
広告の最後に「JUST DoIT.」って書かれていて
それは、1988年にナイキが打ち出したキャンペーンのスローガンであり、困難や苦しみがあっても一歩踏み出して挑戦し、前進することを呼びかけるメッセージである。
そのため、広告の最後には女性が怒りを込めるかのように力強く相手のボールを打返す所があり、それはこの、「JUST DoIT」
の意味を表している。
コンセプトは「前進」 -
9. 11票獲得
我が道を貫き通して
周りの人々が「Pretty(可愛い)」と歌う。
それに対して女性は無反応である。まるで見えていないかのようだ。
Pretty〜♪と歌うのはなぜか?それは、この女性選手に対して抱く、世間の評価ではないか。
女性選手がその周囲の歌声に無反応で、まるで聞こえていないかのように振る舞うのは、彼女が世間の評価を気にしていないことを示している。
最後は女性がテニスの試合をする。
可愛いだけではなく、強さも兼ね備えていることを「勝利」を通して力強く伝えようとしているのだろう。
コンセプトは「外見ではなく中にある強さ」
ミュージカルのようでとても楽しい広告だった。Pretty〜私は可愛い〜!と歌っているので、自己肯定感を上げてくれる。
自分の道を貫き通す、自己肯定感を与えてくれるCMだ。 -
10. 11票獲得
見た目だけじゃない!
テニスプレイヤーの女性にホテルの従業員や一般の人々が同じ歌を歌う。この歌は可愛さや美しさに関する曲であり一般人は女性を選手としてというより見た目で評価している。女性は真顔や真剣な表情をしている。これは彼女が周囲の視線や評価に動じることなく、ただひたすらに試合という目標に向かっていることを示唆している。みんな選手の見た目だけでプレイについては注目していないように見える。周囲の人々の「I feel pretty」という歌は、彼女のアスリートとしての本質を見ていない世間の視線を象徴している。
ナイキは常に「パフォーマンス」を重視するブランドであり、この広告は、この女性が世間のイメージ(Pretty)を乗り越え、真のアスリート(Performance)としてNIKEと共に戦っているという印象を視聴者に強く植え付ける広告である。
コンセプトは先入観の打破 -
32. 11票獲得
「I am strong.」
この広告で歌われている曲は、ミュージカル「ウエストサイドストーリー」の楽曲のひとつで、曲の内容は、恋にはしゃぐヒロイン・マリアと、それをみた周りの人達がマリアをからかうというもの。
この広告では、女性のテニス選手マリア・シャラポワがホテルから試合に向かう最中そして試合が始まってからも、ホテルスタッフや街ゆく人、観客たちが彼女に言い聞かせるように歌っているという状況である。
当の本人は終始真面目な表情ではしゃいでいる様子は全くない。「マリア」とその周りに温度差があるという点では、ウエストサイドストーリー内でのこの曲のシーンと一致するともいえる。(この広告でははしゃいでいるのは周囲の人間なので、温度差は逆転している)
広告の終盤では、マリアが力強い球を打ち、観客の歌が止まるシーンがある。
これらの描写は、実際の選手である彼女が見た目の美しさ可愛らしさで注目されていた背景と関係がある。
彼女が周囲の人から歌を歌われても真剣な表情のままであることや、観客の歌が止まるシーンは、彼女の魅力は容姿の可愛らしさだけじゃなく、選手としての強さにあるということを主張していると考えられる。
特に彼女が力強くボールを打ち、観客の歌が止まるシーンは、これまでの彼女と周囲との温度差を一気に壊すような、「黙らせる」ような表現にも見えてくる力強さを持っている。
そして、マリアの新しい魅力を提示することで、彼女の魅力に更なる深みを演出し、そんな魅力的な彼女の身につけているウェアをも魅力的に感じさせる目的も感じられる。 -
15. 10票獲得
綺麗な薔薇にはトゲがあるように
テニスの大会に向かう女性を応援するかのように、周りの人達が歌を歌っている。
歌詞はどれも自己肯定感を上げるようなもので、「美しい」や「かわいい」と声を上げている。
その声はだんだん広がっていき、観客たちが大合唱する程だ。
だがそれを聞いた女性は少し不機嫌そうな顔をしている。
だが、そんな「美しい」「かわいい」と歌われた女性は音が出るほどの強力なスイングで相手を圧倒し、周りも驚き歌を止める。
この広告は運動靴やスポーツ中心のアパレルなどを販売するナイキのもの。
コンセプトは「侮ってはいけない。本気を出すととんでもないパワーを秘めている」というもの。
女性が歌を聞いて不機嫌にしていたのは「自分の力を知っていた」から。
かわいいかもしれないけれど、勝つために鍛えたから、私は強い。
綺麗なバラには刺があるということ。