外食の平日ランチ価格の平均1200円の半額で丼ぶりを提供するテイクアウト店が、働く人の間で人気となっています。1年半で売り上げを2割伸ばしたという、テイクアウト店ならではの戦略を取材しました。
1日200人来店 スピード提供
6日正午すぎ、スーツ姿の利用客でにぎわっていたのは、全国におよそ300店舗を展開する海鮮丼のテイクアウト専門店「丼丸」です。
「(Q.何を頼まれた?)日替わり丼です」
「(Q.お得ですか?)だって、このうまさでこの値段でしょ!他では食べられない。絶対に。ここ一択!」
次々と注文が入っていたのは、600円の日替わり丼。厨房(ちゅうぼう)で2人のスタッフがネギトロやシラスなど、6種類の新鮮な海鮮を手際よく盛り付けていきます。
「(日替わり丼は)昼間だけで20か、25杯ぐらいは出ると思います。毎日毎日、決まったメニューではないほうが良い方もいらっしゃるので」
取材した住田紗里アナウンサーも、日替わり丼を頂きました。
1年半前と比べて、売り上げが2割伸びたという「丼丸」。こちらの店舗には1日に200人近くの客が来店しますが、商品の提供スピードの速さも人気の理由の一つです。
「会計してもう3分ぐらいで出てくるので、お昼休みではありがたいです」
「(Q.すごく速いですね)(提供時間は)30秒くらいだと思うんですけど、1つ(作るのに)に対して」
「(Q.30秒?)そんなにかからないかな」
狭小8坪店舗 低価格を実現
マグロやサーモンが入っていても、ほとんどのメニューが600円です。なぜ、低価格での提供が実現できているのでしょうか?
「うちの店舗を見てもらうと分かるんですが、非常にコンパクトで、この店は大体8坪なんですね。ランニングコストが下げられることが(安さの)1つの要因になっているのと、ランチが終わった時点でもってワンオペ(店員が1人)になります。経費自体もグンと下げられる」
原材料費が高騰する中でも、家賃や人件費を抑えることで今後も低価格を維持してきたいと考えています。
(2026年4月7日放送分より)