トランプ大統領「イラン一晩で破壊できる」交渉期限迫る中…圧力 「日本は助けなかった」批判も
トランプ大統領の過激な発言がとまりません。「イラン全土を一晩で破壊できる」と圧力をかけ、日本に対しても「我々を助けなかった」と再び批判しました。交渉期限が8日に迫る中、停戦は実現するのでしょうか。
イラン領内で撃墜されたアメリカ軍戦闘機の乗組員救出から一夜あけ…
トランプ大統領「きょうここにいるのは史上最大規模かつ最も複雑で過酷な戦闘捜索作戦の成功を祝うため」
救出作戦の成果を強調したトランプ大統領。一方でこんな発言も。
トランプ大統領「『行方不明者がいる』という情報を漏えいした人を特定する。その情報を報じたメディアに『情報源を明かすか、刑務所行きのどちらかだ』と告げるつもりだ」
乗組員が行方不明となっていることをメディアが報じたことで、「危険にさらされた」と主張。機密情報を漏えいした人物を明かさなければ、「記者を収監する」と圧力をかけました。さらに…
トランプ大統領「NATOだけじゃない。他に誰が我々を助けなかったか知っているか?韓国だ。他には?オーストラリアだ。他には?日本だ」
ホルムズ海峡への対応をめぐり、日本などを名指しで批判。
トランプ大統領「北朝鮮から守るため、日本には5万人の兵士を駐留させている。日本は助けてくれなかった」
不満をあらわにしました。こうした中、日本時間8日午前9時に迫ったイランとの交渉期限。トランプ大統領は会見で、何度もこの期限までにイランに合意するよう迫りました。
トランプ大統領「一晩でイラン全土を破壊できる。その『一晩』はあすの夜かもしれない。期限を過ぎれば、イランには橋も発電所もない、石器時代だ」
水面下で続いているとみられるイランとのやりとり。なにが話し合われているのでしょうか。
これまで、45日間の停戦を経て、恒久的な戦闘終結について話し合う2段階の案が報じられていました。しかし、この案をイラン側が拒否。イランはあくまでも恒久的な戦闘終結が必要だとした上で、ホルムズ海峡の安全な航行に関する協定などを含む10項目の回答をしたということです。
ニューヨーク・タイムズがこの中に含まれるとみられる案を新たに報じました。イラン側がホルムズ海峡の封鎖を解除し、通過する船舶1隻あたり、およそ3億円の通航料を課すといいます。収益はオマーンと折半するということです。
イラン側は、アメリカとイスラエルに賠償金を求めない代わりに、その収益を破壊されたインフラの再建にあてることを計画しているとみられています。イラン側の提案にトランプ大統領は…
トランプ大統領「彼らは重要な提案を行った。十分とはいえないが、非常に大きな一歩だ」
“前向きな反応”を示した一方で…
記者「イランへの攻撃は戦争犯罪に当たりませんか?」
トランプ大統領「イランは抗議者を殺した。彼らは動物だ。彼らを止めなければならない」
国際法違反という指摘もでている民間インフラへの攻撃を正当化するような発言も飛び出しました。
期限を前に、イスラエル軍はSNSにペルシャ語でイラン市民に鉄道の利用を控えるよう投稿。「命が危険にさらされる」と警告しています。
一方のイラン。政府関係者が、日本時間7日午後6時半に人々に全国の発電所で手を取り合い「人間の鎖」で発電所を守るよう呼びかけています。