【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は6日の閣議で、韓国無人機の北朝鮮侵入事件について「わが政府が意図したことではないが、一部の無責任で無謀な行動により不必要な軍事的緊張が誘発されたことに対し、北側に遺憾の意を表する」と述べた。関係官庁に対しては再発防止に向けた制度改善と直ちに実行可能な措置を迅速に進めるよう指示した。
李大統領は「大韓民国の憲法と法律は個人が私的に北側を挑発する行為を禁止している。国家戦略上、必要に応じてそのようなことが起きるとしても極めて慎重であるべきだが、個人的にこのような挑発行為を行ったという事実が非常に残念だ」と述べた。
これまで李大統領は同事件について強く批判してきたが、北朝鮮に対し直接遺憾の意を示したのは初めて。
政府レベルでは鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官が2月に正式に遺憾の意を表明した。
中東紛争などで国際秩序の不確実性が高まる中、朝鮮半島の平和のための信頼回復に向けて、李大統領が遺憾の意を示したとみられる。
李大統領は「世界各地の紛争で共通の規則と互恵に基づく国際秩序が大きく揺らいでいる」とし、「このような時期こそ朝鮮半島の平和と安定が何よりも重要だ」と強調した。
ソウル中央地検は先月、北朝鮮に向けて無人機を飛ばしたとして、30代の大学院生ら3人を一般利敵や航空安全法違反、軍事基地法違反などの罪で起訴した。
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