新名神事故で死亡の56歳男性、バレー指導のため帰省途中 関東の福祉施設で施設長務める

新名神高速道路下り線の野登トンネル内で発生した事故現場周辺を調べる捜査員=3月20日午前9時15分、三重県亀山市

三重県亀山市の新名神高速道路で3月発生した事故で亡くなった団体職員の男性(56)は関東地方の福祉施設で施設長を務め、自宅がある兵庫県神河町を離れ、埼玉県で単身赴任中だった。神河町の小学生バレーボールチームでコーチを務め、週末練習のため帰省する途中、事故にあったとみられる。事故後の3月下旬、取材に応じた知人の女性は「人のために動くことが好きな人」と語った。

男性は長年福祉関連の職場に勤め、経験を買われて関東の福祉施設で働いていた。ある知人は「職場で誰とでも分け隔てなく接する温かい人」と話した。

学生時代に取り組んでいたバレーボールを教えるため毎週末、埼玉県から神河町に戻っていた。知人が「大変だね」とねぎらうと「全然よ」と明るく返し、指導を続ける理由を「子供たちが幸せなら」と口にしたこともあったという。

【4月6日19:33追記】記事中の被害者のご遺族から強い希望があり、総合的に判断した結果、被害者の氏名を匿名とし、記事の一部を削除しました。

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