農家が悲鳴
イバワ州でトウモロコシの作付けシーズンが始まりましたが、農家にとって「過去最悪」と言えるほど過酷な状況になっています。
原因はイランとの戦争です。
肥料の3分の1が通過するホルムズ海峡が封鎖されたことで、肥料価格が爆上がりしてしまいました。
わずか2日間で1万3000ドルも値上がりしたり、窒素肥料の価格が数週間で20%から50%も跳ね上がったりと、もはやコントロール不能な状態です。
ある農家の場合、このままだと今シーズンだけで約5万8000ドルの赤字が出る計算だそうです。
これまでもインフレや関税で利益が削られてきましたが、今回はまさに「腹に蹴りを入れられたような」衝撃で、85年続く家族の農場を守るために、代々受け継いできた機械や土地を売ることまで考えざるを得ないほど追い詰められています。
このコスト増は、最終的にはトウモロコシをエサにする家畜を通じて、スーパーに並ぶ肉などの食品価格にも跳ね返ってくる見込みです。
政府はベラルーシなどへの制裁を解いて流通を確保したり、支援を約束したりしていますが、現場の農家は「いつ終わるのか」と不安を抱えながら、日に何度も市場価格をチェックするギリギリの生活を送り続けています。
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