「安野さんがPCをたたくカチャカチャッ、ターンという音で集中できず…」 “チームみらい”秘書採用試験の受験者が明かす
2月の衆議院選挙で11人を当選に導き初陣を飾った、チームみらいの先進的な姿勢が話題だ。 【写真を見る】採用試験に現れたという「安野たかひろ党首の妻」里奈氏 ***
3回の面接で同じ質問
永田町関係者が解説する。 「彼らの喫緊の課題は議員秘書の確保ですが、その採用方法がユニークなんです。既存の政党は議員が自身のツテで探したり、事務所が求人サイトで募集したりというのが一般的でした。ところが、みらいは党が主体。最終的には安野貴博党首(35)以下、執行部が採用した人物を各所属議員に割り当てる、企業や省庁のような方法を取っています」 とくに在京の秘書は議員との距離が近く、永田町では「相性の良し悪しが大切」(現役秘書)とされる。 その点、実際にチームみらいの秘書採用試験を受験した秘書経験者によると、 「私の場合、面接は3回。初回は議員との1対1、2回目は別の議員と安野党首の妻・黒岩里奈氏(35)との2対1で、共にオンラインでした。最終面接と思しき3回目のみ、安野党首と議員会館で1対1の対面で行われました」 異例だと感じた点は、 「3回とも同じ質問をされたことです。“これまでどんな仕事をしていたか”“仕事上の実績はどんなものか”、そして“党への疑問はあるか”の三つでした」(同) 戸惑いも感じたそうで、 「秘書はあくまで黒子で“実績”は議員に帰すもの。そう説明すると“そうですか……”と残念そうで。やむなく“国会質問用の資料を作ったことがある”と伝えると、身を乗り出すように“いつですか?”と興味を持たれたようでした」(同)
「しっかり話を聞いてくれているのか不安」
安野氏の最終面接については「AIエンジニアらしい印象だった」と指摘する。 「面接の間、ノートPCのキーボードを打ち続けていた。メモを取っていたのだと思いますが、カチャカチャッ、ターンッと鳴り響く音で話に集中できず……。感じが悪いというのではありませんが、しっかり話を聞いてくれているのか、少し不安を感じましたね」(前出の受験者) 別の複数の受験者たちは次のように振り返る。 「何回目かに“秘書をまとめるにはどうしたらいいですか?”との質問が。経験から助言すると“そうですか!”と興味津々なご様子。設立間もない政党なので、ノウハウが欲しかったのかもしれません」(A氏) 「私は“秘書と党職員の業務を両方お願いしたい”と言われたので“それは越権行為ではないですか”とお答えしました。いまだ採否の通知はありません」(B氏) 「政策に関する問いに、不採用を覚悟で“全く分かりません”とお答えしたら、採用通知が来ました」(C氏) 同党に独特な採用方法の理由を尋ねたところ、 「秘書も党の一員ですので、党が定めた基準を満たす方を幹部や議員と面談し、担当議員の意向を踏まえて採用しています」(広報) いわく「議員・秘書・職員が一つのチームの政党」を目指すとも。これぞ未来か。
「週刊新潮」2026年4月2日号 掲載
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