正直、この投稿ちょっと雑すぎでは?
「やってる感」はあるけど、読めば読むほど「で、その先どうするの?」が全部抜けてるんだよね。
まず前提として、
①ホルムズ海峡封鎖は単なる物流トラブルではない
②日本のエネルギー安全保障の根幹を揺るがす事態であり、対応は本来「短期・中期・長期」の三層で設計されるべき政策領域
なんだけど、今回の首相の投稿が示しているのは「ほぼ短期対応の羅列」だけなんだよね。備蓄放出、輸送ルートの多角化、関係国との連携――全部その場しのぎの話でしかない。これだけだと「やってる感」って言われても仕方ないよね。なぜなら、備蓄に依存するということは、「尽きた後の戦略」が不可欠になるから。そこどうすんの?ってところが一番聞きたいのにその記述はほぼゼロ。政策として明らかに片手落ち。
外交の話が極めて弱いのも気になるところ。本来この問題は、イランとの緊張管理、アメリカ合衆国との同盟調整、湾岸諸国との関係構築を含めた多層的な外交案件。にもかかわらず、「関係国と連携」という抽象ワードで済ませているのは、実質的に何も言っていないのと同じ。せめてこっちの方こそいろいろ羅列して「やってる感」出してくれよって思うね。
さらに言えば、日本は当事国ではないが、エネルギー依存度という意味では最も影響を受ける準当事国。だからこそ、独自の外交カード――例えば制裁の調整や仲介的役割の模索――が必要になる(その必要性は岸田元首相も投稿しているのに)そこが完全に抜け落ちている。
加えて言えば、地味にヤバいのが、産業影響の視点が欠けている点。ナフサやLNGの供給不安は、化学・医療・半導体など広範な産業に波及する。つまりこれはエネルギー政策ではなく、経済安全保障そのものの問題であるのに、その連動設計が見えない。経済安保大臣はどこに消えたの?
まとめると、この投稿は「今あるリソースで耐えます」という宣言に留まっていて、
「状況が長期化した場合どうするか」という戦略が存在しない。危機対応って、本来は“次の一手”まで示して初めて意味があるんだけど、そこが完全に空白という……。
これ、マジで一番怖いパターンでは。あとは、外交安保エネルギーサプライチェーンの専門家の人に批判は任せます。マジで頼む。
Quote
高市早苗
@takaichi_sanae
中東情勢に伴い供給が制約を受ける可能性がある重要物資の安定確保のための高市内閣の取組の現状について、説明致します。
まず、原油と石油製品については、先月11日、他国に先駆け官民あわせて約45日分の石油備蓄の放出を決め、過去最大規模のIEAによる国際協調備蓄放出を積極的に主導しました。