阪神・石井大智が戦線離脱でセ・リーグの勢力図変わる? 他球団から「意外な分析」が
中継ぎタイトルを獲得している実績組
難病からの完全復活に向け、順調にステップアップしているのが湯浅京己だ。2024年に国指定の胸椎黄色靱帯骨化症の手術を受け、昨年は40試合登板で4勝4敗、22ホールド、防御率2.52をマーク。「真っすぐの感覚が納得いかない部分が多い。体も疲れやすいし、手術した部分がその周りも含めて硬くなりやすい。そこはうまくやりながらですね」と現実を直視した上で、「元に戻りたいとは一切思わない。もっといいものをつくるためにやっていきたい」と強調していた。22年に45ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手に輝いている。修羅場を経験している右腕は大事な場面での起用が増えそうだ。 桐敷拓馬もキーマンの一人だ。24年はリーグ最多の70試合登板して43ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手を受賞したが、昨年は故障の影響で43試合登板、13ホールドと不完全燃焼に。桐敷は週刊ベースボールのインタビューで、「調子が悪くても淡々と抑える、岩崎(岩崎優)さんがまさにそうで、それがすごみでもあります。自分もそうなれたらと思います。僕の中では『あ、今のボールは投げたいのと違った』ということが多いです。ただそれをいちいち気にしていたら、よくないので、まずは0点に抑えることが一番大事。一方で、悪いボールでも相手打者が打ち損じたりします。それもラッキーですが、そこもまあ、0点で抑えられたらそれでいいという考えで投げていけたらいいかなと」と語っている。鉄腕が復活すれば、リーグ連覇がグッと近づく。 阪神は投手陣の層が厚い。春季キャンプではドラフト5位右腕・能登嵩都がアピールし、ラファエル・ドリス、畠世周、岡留英貴も控えている。開幕前からチーム内の熾烈な競争は始まっている。 写真=BBM
週刊ベースボール