ストーリー

大谷翔平が言った「僕のわがまま」 子どもたち全員に留学チャンスを

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辻隆徳
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 「あの大谷翔平がうちに?」

 英会話教室大手ECC社長の花房雅博はにわかに信じられなかった。

 大谷側の代理店から初めて接触があったのは2023年だった。

 3年間、ECCと組んで子どもたちに短期留学をプレゼントしたい――。

 大谷側が費用の一部を継続的に負担するという提案だった。

 役員会にはかったが、契約費用がネックとなり、一度は断った。

 それでも、大谷側は折れなかった。

 その約1週間後に再び代理店の社長が花房を訪ねてきて、頭を下げられた。

 「再検討していただけませんでしょうか」

 熱意に押された。

 もう一度、役員会にはかり、契約が決まった。

 ただ、その段階でも、「あの大谷翔平が」という半信半疑はぬぐえなかった。

 徐々に信じられるようになったのは、細部を詰めていく上で大谷のこだわりを感じたからだ。

 金銭面ではない。

 「子どもたちに夢を」

 大谷側から、純粋に子どもたちを応援したいという気持ちが反映された三つの要望があった。

 「ECCの生徒に限らず、全…

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    平尾剛
    (スポーツ教育学者・元ラグビー日本代表)
    2026年3月5日12時0分 投稿
    【視点】

    ホームランをバカバカ打ち、投げては三振の山を築く。映画やアニメの世界から飛び出たような大谷翔平選手の規格外なすごさは、グラウンド内だけではないのだと思い知った。 自らが主体的に働きかけて、将来の社会を担う子どもたちに夢や感動ではなく短期留

    …続きを読む
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    高祖常子
    (子育てアドバイザー)
    2026年3月5日13時32分 投稿
    【解説】

    とてもいいエピソードですね。 「全ての子どもたちにチャンスを」という気持ちは、アスリートや有名人の方々にも持っていただけたら嬉しいです。 大谷選手は「大谷翔平ファミリー財団」を昨年秋にスタートしています。 設立のメッセージには「私たちの使

    …続きを読む

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