【広島】モンテロが日本式で不振脱却「日本でしっかり勉強したい」左翼席にサヨナラ本塁打
<広島2-1阪神>◇5日◇マツダスタジアム 広島が7番エレフリス・モンテロ内野手(27)のソロ本塁打でサヨナラ勝ちした。1-1で迎えた9回に1死から阪神桐敷の直球を左翼席に運んだ。 【動画】モンテロがレフトスタンドへ大飛球 連敗止めるサヨナラ本塁打 ◇ ◇ ◇ これほど純粋に、日本式を取り入れる元メジャーリーガーも珍しい。3月27日、開幕戦の試合前。チームメートがグラウンドで調整する中、モンテロは屋内ブルペンにいた。大きく股を広げて腰を落とし、「8」の字を横に描きながらのトス打撃を繰り返した。Tシャツは汗でにじみ、息も荒くなる…。まるで秋季キャンプの若手のようだった。 来日1年目は4番で開幕したが、2年目はベンチで迎えた。オープン戦では体の開きが早くなり、打率1割9分4厘。結果とともに打撃内容も悪かった。「横一線」のチームに、助っ人の特権はない。オープン戦期間からカープドミニカアカデミーの指導者でもあるフェリシアーノ通訳の提案もあり、日本式を取り入れた。日本人指導者の助言にも真剣に耳を傾け、決して手を抜かない。新井打撃コーチは「いつも汗だくになって振っている。こちらもしっかり付き合っていかないといけないと思わせてくれます」と感服する。 代打で2点打を打っても、スタメンとなっても、日本式を続ける。「勉強だと思ってやっているし、言われたことはトライしてみる。メジャーでやっていても、日本でしっかり勉強したい」。不振から脱却できたのは、日本人以上の謙虚さがあったからだった。【広島担当 前原淳】