神奈川・大磯町“いじめ問題” 児童の保護者「調査報告書」内容や町側の対応に不信感示す
4年前、神奈川県大磯町の小学校で起きたいじめにより、男子児童が転校を余儀なくされた事案について町が公表した調査報告書に対し、児童の保護者は31日、不信感を示しました。
報告書によりますと2022年、大磯町の公立小学校に通っていた当時小学5年生の男子児童は、複数の同級生からいじめを受け転校を余儀なくされました。同級生から「デブ」「殺すぞ」などと暴言を吐かれ、ランドセルを蹴るなどされていたということです。
町の教育委員会は先週、第三者の識者が調査した報告書を公表し、児童側が訴えたいじめ被害の一部について事実だと認定したうえで、小学校について「組織として真摯(しんし)に対応できたかは疑問が残る」などと指摘しました。
一方、この児童の保護者は31日に会見を開き、報告書の内容や町側の対応に不信感を示しました。
被害を訴えた児童の保護者
「大磯町の寄り添いは、無視をすることのようだと理解するしかありません」
保護者は「町からは公表前に同意の確認が一切なかった。渡すと言われた報告書もまだ手にしていない」と訴えました。また事実認定されたいじめが一部にとどまったことについて、児童本人が保護者に「最も強い言葉で非難する」と伝えたことを明らかにしています。